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国公労連速報 2010年3月9日《No.2313》
【社会保険庁改革対策委員会ニュースNo.100】
     
 

 

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 小雨の中、つくろう会が今年初めての駅頭宣伝を実施

  安心年金つくろう会は3月4日、新宿駅西口駅頭で今年初めての宣伝行動を実施しました。小雨の中での行動でしたが、年金者組合、中央社保協、国公労連などから23人が参加し、宣伝とビラ配布を行いました。
 全厚生の杉浦書記長の進行でスタートした宣伝カーからの訴えでは、はじめに年金者組合中央本部の久昌執行委員が、スタートしたばかりの年金機構で生じている混乱の実態と、サービスが低下している状況等についての報告と訴えを行いました。同時にそうした背景には、昨年末に長妻厚生労働大臣が強行した社保庁職員の不当な解雇により、経験ある職員が大量に排除されたこと、民間から1000人以上もの未経験者を採用していること、そもそも定員に満たない状況でスタートしたことなど、かねてから、安心年金つくろう会が指摘し、その改善と体制確保を求めてきたものであることを強調しました。
 次にマイクを握った全厚生の飯塚中央執行委員長は、小泉・竹中による構造改革の中で、貧困と格差が拡大し、年収200万円以下のワーキングプアが1000万人を超え、生活保護世帯は100万、国保滞納世帯は440万、3万人を超える自殺者が連続11年も続いている異常な国民生活の実態を紹介するとともに、老後の命綱である公的年金の拡充がいま最も求められていることを指摘しました。同時に、年金業務の急増の中で、業務体制の確立とサービス向上が国民の願いであるにもかかわらず、日本年金機構は大量の年金業務経験者を排除する一方で、人員の大幅な削減が行われ、不慣れな職員が大量に採用されたことなどから、異常な混乱が続いていることを具体的に明らかにしました。そうした陰で行われた分限免職・不当解雇は民間の整理解雇4要件との対比でも不当であり、解雇撤回闘争への支援を呼びかけました。
 小雨の中にもかかわらず、ビラの受け取りや反応は良く、喫煙コーナーで訴えに耳を傾ける人も大勢見受けられました。

以上

 
 
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