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国公労連速報 2009年12月11日《No.2274》
【社会保険庁改革対策委員会ニュースNo.90】
     
 

 

 “派遣・非正規切り”を放置するな!中央行動!
 「社保庁職員の分限免職許さない」と冷たい雨のなか訴え

 国公労連は12月11日、全労連主催の“派遣・非正規切り”を放置するな!中央行動に結集し、昼休み厚生労働省前行動を行いました。
 雇用情勢が深刻化するなかで、派遣切りされた労働者は再就職もできず「生き、働き、暮らす」ことさえ覚束ない深刻な状態に置かれています。この事態を打開するために、政府の緊急対策の見直しを含め抜本的な予算措置を求め開催した全労連の目的に呼応し、国公労連は社保庁職員の分限免職阻止も訴えました。

 非正規切り労働者と全厚生書記長が決意表明
 〜厚労省前要求行動〜

 降りしきる冷たい雨と強風のなか開催された昼休みの要求行動であり、緊急の提起でしたが国公労働者が次々と厚労省に駆けつけました。
 冒頭、主催者あいさつした全労連の大黒作治議長は、「全労連の労働相談ホットラインには2日間で949件の相談が殺到した。10月の失業者は344万人で雇用と失業は深刻だ。日本年金機構が来年1月に発足するが、雇用に責任を持つべき厚労省が、年金業務を現場で支えてきた社保庁職員を使い捨てにすることは断じて許されない。不当な解雇を許さないたたかいを強めよう」と呼びかけました。
 続いて、国公労連を代表して全厚生の杉浦書記長が決意表明を行い、「社保庁職員は年金問題解決のために懸命に働いている。しかし、長妻厚労大臣の対応は使用者責任を果たさず、組合員と家族の生活が根底から脅かされている。全厚生は分限免職を許さないたたかいに全力を尽くす。ご支援をよろしくお願いします」と訴えました。
 大阪泉南アスベスト国賠訴訟弁護団・原告団の公正判決を求める訴えのあと、非正規切りとたたかう当事者から決意表明。栃木のJMIUいすゞの仲間、兵庫労連バンドー化学の仲間、滋賀の長浜キャノン、神奈川の日産でたたかう民間の仲間から、「労働者の使い捨てはやめて」「派遣法の抜本改正を」と現場からの切実な訴えがありました。
 最後のシュプレヒコールでは、派遣・非正規労働者の要求とともに、「社保庁職員の分限免職は許さないぞ」「年金記録問題を早期に解決せよ」「厚労省は社保庁職員の雇用を守れ」も唱和し、厚労省に怒りをぶつけました。
 寒さで凍えるような厚労省前要求行動でしたが、民間と公務の仲間と連帯した熱いとりくみとなりました。


以上

 
 
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