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国公労連速報 2008年7月10日《No.2016》
団体署名2262筆を厚労省へ提出
淀・水久保両候補を労働者委員に
 中労委委員の公正任命めざし早朝宣伝行動も
 

 

 30期中央労働委員会委員推薦の官報公告が出された7月9日、全国労働委員会民主化対策会議は厚生労働省に対して30期中央労働委員会労働者委員の公正任命(連合推薦者の独占打破)を求める団体署名を提出しました。この提出行動には淀房子候補(全医労副委員長)と水久保候補(新聞労連特別顧問)を先頭に民主化会議幹事が参加しました。厚生労働省は労使関係担当参事官室・松田係長が対応。
 冒頭、民主化会議はこの間集約した2262筆の団体署名(うち国公労連集約は1102筆)を提出しました。続いて淀候補は「30年間、看護の現場で働いて、月9回から10回の夜勤もしてきた。現場の厳しさを踏まえた生の声を中労委の場でも反映したいと考えている。私は定年を迎えるにあたり、何が今後できるのか考えて、後輩のために、また女性のために、日本が本当にはたらきやすい国となるようにしたいと思って、中労委労働者委員候補となった。私たちは何も大それたことを要請している訳ではない。ただ公正な任命をしてほしいだけだ。公正な判断を要請しているということを厚生労働省の上層部に伝えてほしい」と述べました。
 更に水久保候補は「私は解雇反対の闘争もたたかった経験がある。何よりも未組織労働者4400万人の声を伝えていきたいと考えている。今労働者派遣法の改善など未組織労働者にスポットが当たってはいるが、実態は本当に厳しい」と述べました。
 民主化会議は「団体署名一枚一枚に各団体の多くの構成員の気持ちが込められている」と強調して提出行動を終わりました。

 厚労省前の宣伝行動も実施 

 署名提出に先だって、午前8時30分から1時間、恒例の厚生労働省前宣伝行動が行われました。厚生労働省前に参加者が並んでビラ配布をし、一方宣伝カーからは、まず水久保候補と淀房子候補から訴えがありました。続いて推薦組織として新聞労連の一倉副委員長がマイクを握り、水久保候補の推薦の演説。更に国公労連・上野独法対策部長が「労働者委員に淀房子候補が任命されるべき理由」を(1)郵政民営化によって特定独法等の組織では淀房子候補の出身の国立病院機構が最大組織となっている、(2)現在中労委労働者委員(計15人)では女性は1人だけなので、男女共同参画の観点から女性の委員を増やすべき。(3)看護師としての現場の経験、声を生かすことができる、と列挙。更に「決定的な理由」として、淀さんは「替え歌ができる程のすばらしい人柄だ」と力説。「鉄腕アトム」のメロディーで替え歌(1番のみ)を「組織越えて ラララ光かなた/ゆくぞ 房子 力の限り/心やさし ラララ 正義の子/ 弱者の見方だ 鉄腕房子」と音程をはずすことなく歌って訴えを終わりました。

▼2つの団体署名をドンドン集めよう(次回の提出日は8月4日)
集約状況(民主化対策会議の計/7月9日現在)
 30期労働者委員の公正任命 2594団体(内、国公労連1102団体)
 最高裁の上告受理要請   2598団体(内、国公労連1098団体)

▼30期任命の日程と運動日程
7月9日 官報公告(労働者委員15名のうち民間労組推薦枠11名、特定独法推薦枠4名)

8月4日 民主化会議による一斉推薦行動
     特定独法3単組による淀候補の推薦状を提出
     (全医労、全経済製品評価技術機構労組、統計センター労組)
     民間労組による水久保候補の推薦状を提出
     【注】連合の労組もこの時期に推薦状を提出

11月16日 任命日(正式な任命は11月だが、8月末には内定するらしいという実態がある)

以上

 
 
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