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国公労連速報 2008年4月23日《No.1976》
後期高齢者医療制度の廃止を求める国会前行動とも連帯
「生活保護と整合する最賃に引き上げろ!」
〜第一次最賃デーが展開〜
     
 

 

 4月23日、国民春闘共闘・全労連・東京春闘共闘・東京地評の主催で、最低賃金の引き上げなどを求める第一次最賃行動をとりくみました。行動は、厚生労働省前での要求行動を皮切りに霞ヶ関、永田町で終日とりくまれました。

 厚生労働省前で最低賃金引き上げを求め行動

 厚生労働省前では、宮垣全労連事務局次長から、最低賃金の引き上げに使用者側の抵抗が激しくなっているなどの情勢報告に引き続き、4名の代表が決意表明を行いました。
 公務から決意表明にたった黒田公務労組連絡会事務局長は、民間との格差が大きい初任給の引き上げで全体の底上げを図るため、最低賃金引き上げの運動に結集する決意を述べました。
 また、JMIUの代表は、今春闘で非正規の労働者を正規に転換させたことを報告し、引き続き非正規の労働条件引き上げにとりくむ決意を述べました。

 国土交通省前で規制の強化と労働者の保護を求め行動

 続いて行われた国土交通省前の行動では、主催者としてあいさつを行った小田川春闘共闘事務局長が、後期高齢者医療保険制度の問題を取り上げながら、政府に対し怒りをぶつけようと訴えました。引き続き、トンネルの偽装問題を告発して解雇された労働者をはじめ4名が決意表明を行い、規制緩和によって増大している格差の問題を訴え、是正にむけてとりくむ決意を述べました。

 国会前で後期高齢者医療制度廃止を求め行動

 お昼休みの時間帯には、後期高齢者医療保険制度の廃止を求める国会前での行動が展開されました。日本共産党の井上議員から国会情勢報告が行われ、連帯のあいさつに前連合会長の笹森氏が立ち、共同を広げようと熱く訴えました。
 決意表明では、年金者組合等から怒りの声が上げられましたが、その途中で民主党の姫井参議院議員が激励のあいさつをおこない、連帯の輪が広がっていることを実感できる行動となっています。

 「なくせ貧困!4.23総決起集会」を開催

 午後1時より、「なくせ貧困!4.23総決起集会」が星陵会館で開催されました。主催者を代表してあいさつに立った春闘共闘の代表委員は、春闘情勢を述べながら、我々の運動が社会的に認知されて広がっており、要求前進となる可能性が広がっていることを確信とし、前進に向けてさらに運動を広めようと述べました。
 次に日本共産党の笠井議員から国会情勢について報告がなされ、自公政権が末期的な症状を示していることなど、様々な事例を交えながら共同してとりくみを広げようと訴えられました。
 全労連の井筒幹事は、労働法制(最低賃金・派遣法)の問題について報告を行い、派遣法改正に向けた野党の認識が一致してきており、改正が実現する可能性が高まっていることなど情勢報告を行いました。
 引き続いて行われた決意表明では、医療、福祉、出版、生協の各職場から生々しい実態の報告と決意が語られ、年金者組合から生活実態を政治が認識していないとして怒りをあらわにしながらともにたたかおうと訴えました。
 集会終了後、参加者で「働くルール請願署名」の紹介議員となるよう議員要請行動が行われ、派遣法などの改正気運を盛り上げる行動が展開され、一日の行動を終えました。

以上

 
 
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