日本国家公務員労働組合連合会青年協議会
更新履歴 メール
データ
国公労連青年協とは イベント・お知らせ 青年協のとりくみ リンク
 
トップページ青年協のとりくみ青年協NEWS 2006年3月22日《No.003》
 
青年協のとりくみ
青年協NEWS

2006年3月22日《No.003》

3月10日(金)に3・10青年・女性・パート中央行動を展開 
青年の処遇改善を求めて終日行動
 3月10日(金)、春にもかかわらず、あいにくの冷たい雨の降りしきる中、青年・女性・非正規雇用に光を当てた統一行動を全労連として取り組み、「実効ある均等法改正・均等待遇実現・青年にまともな雇用を・ヘルパーの労働条件改善求める」を行動のテーマとし、憲法、教育基本法、「小さな政府」反対も位置づけながら3・10青年・女性・パート中央行動を展開しました。国公労連青年協も行動に積極的に参加し、全体で約200名の国公青年の仲間が結集し、人事院交渉や青年・女性・パート決起集会など、終日の行動に参加しました。
 
ページの先頭へ
10:00〜 人事院交渉を実施 
国公青年の初任給改善を求め 人事院交渉を実施
= 人事院「みなさんの意見、官民の比較の結果をふまえ、
   給与の全体配分の中で検討」 =

 青年協春季中央行動の最初の行動として、3月10日(金)10:00から人事院交渉を実施しました。人事院交渉は、国公労連青年協常任委員会と各単組代表者が、国公青年の初任給改善などを求めました。
ページの先頭へ
10:00〜 国会前座り込み&国会議員要請行動を実施
青年の実態を国会に訴える
 国会前行動には、あいにくの雨模様にもかかわらず、青年・女性・パートの仲間、また、国公の仲間が多数参加しました。なお、当日は座り込み行動の予定でしたが、雨中開催のため、座り込みは中止されました。それでも、参加者は雨をものともせず均等待遇や女性でも安心して働ける職場環境を求め、意気軒昂で行動に参加しました。行動のなかでは、参加者の決意表明があり、国公青年を代表して全労働・富永さんが職場の現状などを発言しました。また、「全労働で働く組合員は労働行政の窓口において、雇用情勢の厳しさ、特にパート・派遣・請負といった労働者の労働条件の低下は大変深刻なものと実感している。こうした情勢において、私たち労働組合の果たすべき役割は大きいものがあり、全力でともに奮闘していく決意だ」とともにたたかう決意が述べられました。
 その後、シュプレヒコールをおこない、行動に参加した全ての仲間が全国で奮闘していく決意を固め合いました。
ページの先頭へ
12:15〜 06春闘勝利3・10青年・女性・パート決起集会を実施 
青年だって誇りを持って働きたい
 行動の山場として、「06春闘勝利3・10青年・女性・パート決起集会」が日比谷野外音楽堂で行われました。この行動には国会前座り込みや国会議員要請を展開していた仲間をはじめ、公務・民間の多くの仲間が駆けつけ全体で2500名以上の仲間が結集しました。
 集会の冒頭、全労連・熊谷議長が主催者あいさつを行い、連帯のあいさつには全労協・中岡基明事務局長、日本共産党・小池晃参議院議員が駆け付け、集会参加者を激励しました。また、集会に「韓国非正規全労働センター」から私たちの仲間を招き、青年代表としてキム・ジュファン企画局長、女性を代表してユン・イェオリム労働弁護士から韓国の非正規雇用労働者の実態をふまえた激励が行われ、会場からは割れんばかりの拍手が起こり、韓国と日本の労働者の連帯が深まりました。
 続いて、各分野からの要求アピールやパフォーマンスが行われ、パート・臨時労組連絡会の「河内音頭の替え歌」を皮切りに、全労連青年部は小川部長の一本背負い、ヘルパーネット、「もうひとつの日本」闘争本部のアピール、決意表明、最後は全労連女性部のコントで会場を沸かせました。
 集会最後には怒りを込めてシュプレヒコールを行い、その勢いのまま青年は銀座パレードへ、女性・パート・ヘルパーは国会請願パレードに元気よく出発しました。
ページの先頭へ
14:00〜 青年は銀座パレードを実施 
青年の要求を国民にアピール
 集会終了後、約400人の青年が、雨の中、銀座方面にむけてパレードを行いました。パレードでは、QUEENの「WE WILL ROCK YOU」のリズムに合わせて、青年の雇用の拡大や、労働条件の改善などを訴えました。さらに、国公労連青年協からは、「国公職場で働く青年についても、連年の定員削減や度重なる新規業務等で毎日深夜まで残業している実態や、メンタル疾患を患う青年職員が増えている実態」などを訴え、約1時間あまりのパレードでしたが、青年が力強く世論にアピールました。
ページの先頭へ
15:30〜 日本経団連前行動を実施 
日本経団連会長にもの申す
 行動の最後として青年・女性・パートが日本経団連前に集合し、集会の冒頭に全労連・田中副委員長があいさつを行い、青年・女性・パートそれぞれが日本経団連会長宛に書いた怒りの要求手紙を読み上げ、とりわけ青年は「今の最低賃金ではまともなくらしができない」と訴えました。集会の最後に怒りのシュプレヒコールを行い、1日の行動を締めくくりました。