「キャラバン行動ニュース」2000年5月11日付 その1


岩見地方の全国公職場を訪問
--全国縦断 キャラバン南コース 島 根〈4月24日〉--

 中国ブロック国公では、今回の全国縦断キャラバン行動を、国公労連宣伝カーを使った、島根東部地方→岡山→広島と繋げる東コースと、山口県労連宣伝カーを使った、島根西部地方→(25日お休み)→山口と繋げる西コースの、二手に分けて実施しました。
 23日、島根県太田市で行われた中国ブロック国公主催の「行政改革を考える大田集会」に、山口県労連宣伝カーで駆け付けた山口県国公の仲間は、集会終了後に、県労連宣伝カーを島根県国公に引き渡しました。
(キャラバン行動ニュースbR6で大田集会及び島根東コースは掲載済み)

□■ 島根西コース ■□
 24日、山口県労連の宣伝カーに乗り込んだ、中国ブロック国公富田議長、藤井事務局長や島根県国公の役員等4名は、太田市を出発し、島根県の西部(岩見地方)の全国公職場を訪問しました。 訪問先は、江津市の法務局江津出張所(5月1日から浜田に統合される)、浜田市の国立浜田病院、浜田工事事務所、浜田測候所(9人体)、浜田職業安定所、松江地裁浜田支部(民事事件が急増)、法務局浜田支局、浜田労働基準監督署、益田市の益田国道維持出張所、松江地裁益田支部、法務局益田支局、益田職業安定所、益田労働基準監督署、岩見空港(航空管制・航空測候所)の15職場です。


昼休み決起集会 アーケード内をデモ行進
--全国縦断キャラバン南コース 山 口〈4月26日〉--

 26日、全国縦断キャラバン南コース山口県国公の行動は、島根県国公から引き継いだ山口県労連の宣伝カーを使って、昼過ぎまで山口市内での行動を行い、午後からは下関市へ移動し、要請や街頭宣伝を行いました。

□■ 山口大学への要請 ■□
 午前中、国公労連山川中央執行委員、県国公木村副議長、小林事務局次長は、山口大学を訪問し、山大教職員組合の役員と懇談後、大学当局に対し、国立大学の独立行政法人化に反対するよう要請しました。大学側は、総務課長外2名が対応しました。
 独立行政法人化反対については、「決まったことであり反対はできないが、職員の労働条件の維持・向上は当局の責任である」との見解を述べました。
 併せて、他省庁の職場と比べて遅れている、昇格実態について指摘したのに対して、当局の責任で引き続き改善の努力を続けていくことを約束しました。

□■ 昼休み決起集会・アーケード内をデモ行進 ■□
 昼休みには、山口地域労連との共催により、山口市役所前で決起集会を行いました。集会に参加した70名の仲間は集会後、アーケード内を通って、「公務員の25%定員削減反対」などのシュプレヒコールを上げながら、デモ行進を行いました。あいにくの雨模様でしたが、県労連議長の参加も得、久しぶりに多くの仲間の参加でデモ行進を終えました。

□■ 国立下関病院要請 ■□
 午後下関市に移動したキャラバン隊は、国立下関病院を訪問しました。要請は、午前中のメンバーに県国公天野事務局長が加わって、4名で行いました。病院側は、事務部長、庶務課長等が対応しました。国立病院・療養所の独立行政法人化反対の申し入れに対して、病院側は、「独立行政法人化には反対できないが、職員の労働条件の維持・向上の努力や十分な情報開示については、管理者として当然であり了解したとの回答を得ました。
 また、全医労との交渉がこの間行われていないことに対して、交渉についても十分行っているとの認識を示しました。(実際には、交渉議題の整理段階で、全ての要求項目が、権限外や管理運営事項であり交渉する議題がないという処理をするので、交渉が持たれていません。)

□■ 退庁後下関シーモール前での宣伝行動 ■□
 退庁後、下関シーモール(下関市内で最大の商業施設)前でハンドマイクによる街頭宣伝(バスセンターが隣接していて宣伝カーが入れないため)を行い、宣伝ビラを配布しました。40分程度の短い時間でしたが、全港建の仲間を中心に20名の参加を得て、1000枚近くのビラを配布することができました。

(以 上)


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