「キャラバン行動ニュース」2000年3月17日第21号
小雨の中、桜木町駅前早朝宣伝に43名参加!
--全国縦断キャラバン北コース 神奈川(3月16日)--

 全国縦断キャラバン北コース、神奈川県国公2日目、3月16日(木)は、朝から小雨がぱらつくあいにくの天気となりました。
 8時から、MM21の桜木町駅前においてはじめた、早朝宣伝には、43名の仲間が参加しました。はじめに、国公労連武城中央執行委員、全厚生杉浦書記長、県国公原副議長からの訴えの後、ハンドマイクを使って、各単組のリレー演説(4単組)により、約1時間にわたって、通勤ラッシュ時の道行く人たちに訴えました。 また、全法務神奈川支部の15名の仲間が、全法務独自で作成した増員闘争ポケットテッシュを、道行く人たちに、行革宣伝ビラとあわせて配布していました。

民間ストライキ激励・職場訪問

 早朝宣伝を終えたキャラバン隊は、ストライキを配置している民間職場への激励訪問や県国公未加盟組合職場の当局要請を行いました。
 午前中、横浜中央病院が始業時2時間ストを行っており、早朝宣伝後に、ストライキ激励を行いました。
 その後、横浜職安所長へ要請を行い、25%定員削減反対、行政の減量化を許さない運動に取り組んでる私たちの行動に、所長はとても良い反応を示しました。
 午後は、県国公未加盟組合の東京入国管理局横浜支局と行政監察事務所へ当局要請を行いました。
 「25%定員削減」「独立行政法人化」は、全ての国家公務員にかけられた、政府のいう「行革」であり、今後も引き続き、県国公未加盟組合へは、加盟の要請を行っていくつもりです。
 また、当初予定していた航海訓練所への職場訪問は、諸会議日程の調整が困難とのことで、後日、改めて日程を調整し、懇談の場を設けるとの快諾を、既にもらっていることも確認しています。

どしゃ降りの中、合庁前昼休み合同職場集会に130名参加

 雨は止むどころか更に強くなるばかりで、予定していた昼休みデモ行進を急きょ取り止め、横浜第二合庁前、昼休み合同職場集会に切り替えました。集会には、約130名の仲間が参加してくれました。
 県国公鳴海議長のあいさつの後、中央オルグのあいさつ、続いて、神奈川労連高橋議長から連帯あいさつ、とリレー発言を行いました。この中で、神奈川労連の高橋議長より、「国民の消費購買力が高まらないと、不況打開は決して見えてこない。大企業の一方的なリストラ合理化をやめさせ、雇用拡大にむけた実効ある対策を緊急に実施し、官民一体となった大幅な賃上げを要求していくことで、不況打開が図れ、国民生活の不安が取り除かれる」と訴えました。参加した組合員からは、「まさしくそのとおり!」といわんばかりの拍手がわき起こりました。最後に雨空の下、高々と鳴海議長の団結ガンバローで集会を終わりました。

官民一体となった、地域共同駅頭宣伝!!

 夕方、雨は上がり、退庁時の桜木町駅前で街頭宣伝を行いました。県国公は、この夕方の行動を「退庁後集会」と位置づけ取り組みました。また、この日は、争議団の街頭宣伝行動日と重なり、官民一体の地域共同駅頭宣伝となりました。数えただけでも、国公27名、争議団21名と、広い駅前が狭く感じるほどの参加でした。
 リレー演説を交互に行うこととなり、「国民生活重視の行財政司法の確立を」、「行政の減量化、公務員の25%定員削減反対」、「親会社による詐欺的な会社解散・全員解雇を許さない!」などと、途中、通行人に「うるさい」と吐き捨てられもしましたが、最後まで仕事帰りの道行く人たちに訴えました。
 また、桜木町駅以外にも、国公労連第三次全国統一行動として、退庁後統一宣伝行動を5つの駅頭で展開しました。
 神奈川での2日間の行動を終え、宣伝カーを国公労連本部へ回送しました。
 今回の神奈川での行動で、全国縦断キャラバン前半の行動は終了です。全ての行動を無事に終えることができました。皆さんのご協力に感謝いたします。
 4月10日からはじまる、全国縦断キャラバンの後半を、全力を上げて成功させましょう。
(以 上)


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