「キャラバン行動ニュース」2000年3月16日第20号
「25%定員削減」反対!「独法化」をゆるすな!
--全国縦断キャラバン北コース 神奈川(3月15日)--

 3月14日、静岡県国公決起集会にキャラバンカーの引継ぎを兼ねて、2名代表が参加したところから、神奈川県国公のキャラバン行動はスタートしました。
 3月15日、晴天に恵まれ、小田原駅前にて8時から街頭宣伝と行革ビラの配布行動を行いました。街頭宣伝には、国公労連武城中央執行委員、全厚生杉浦書記長、関東ブロック国公野仲事務局長、3名によるリレー演説を行いました。
 また、宣伝ビラ配布には、地区国公から16名の仲間が参加して、通勤途中の道行く人へ元気なあいさつで行革宣伝ビラを配布しながら、国家公務員の25%定員削減反対、独立行政法人化に伴う行政サービスの低下や、政府が進めている「行政改革」の矛盾点など、国民本位の行政を確立しようと訴えました。

相模原合庁入居官署当局と懇談

 引き続き、宣伝カーで車載テープを流しながら相模原合庁へ移動をし、入居官署当局への懇談的なあいさつを8名にて行いました。
 はじめに法務局相模原支局を訪れ、25%定員削減に反対し、国民本位の行政・司法体制の充実を求める要請書、小冊子や行革ビラ等を示しながら、今、国公労連で取り組んでいる内容について説明を行った後、全厚生杉浦書記長を中心に情勢等について懇談を行いました。懇談の中で局長から、「職員が足りず、窓口はお客さんでいっぱいです。また、相模原合庁の駐車場が大変狭く、車の渋滞もしょっちゅうでして、1時間待ちは当たり前の状況です。地元住民の気持ちを考えますと何とかしなければといつも思っています」と切々と述べられ、25%定員削減については、「これ以上の人減らしは、窓口業務としても、とても厳しい」と職場の切実さを訴えました。
 次に、相模原公共職業安定所を訪れましたが、職安内にはたくさんの求職者で溢れていました。要請前の待ち時間に窓口の状況を見てみると、待たされている求職の人たちは、イライラしています。もっと職員が増えたら、ホンと待たせずにすむのにと感じました。
 その後、所長室へ入り、国公労連武城中央執行委員から、「今こそ、職安が就職難で困っている人たちに、手を差し伸べるときではないか。こんな時に25%定員削減だなんてもってのほかですよ」と話を切りだすと、所長は、「見ていただけたらわかるように、すごい人の数でしょう。現状でも、一人の面接時間は余り取れない状況なのに、これ以上職員を減らされては、益々、訪れる人々に対する行政サービスの低下を招いてしまう」と、怒りを露わにしました。 2つの懇談で、国家公務員の25%定員削減に対する職場の不安と行政サービスに与える影響の深刻さを、改めて認識しました。 その後、合庁敷地内にて、昼休み職場集会を開催しました。集会開始時には数名しかいなかった職場の仲間も、マイクを使っての開会のあいさつ、中央オルグのあいさつが進む中で、どこからともなくたくさんの仲間が集まりはじめ、全体で36名の参加となりました。短い集会時間でしたが、最後に県国公鳴海議長の団結ガンバローで集会を終えました。

宇宙科学研究所と職場交流

 引き続き、9名の要請団は、文部省宇宙科学研究所を訪問しました。懇談では、研究所でありながら、職員は研究職ではなく、行政職(一)だということを聞かされてびっくり、昇任昇格についても、高度な研究を行っている研究機関なのに、他省庁より遅いことに2度ビックリさせられました。また、調整手当についての話も出されました。宇宙研は、以前新宿にあったが、相模原に移転しことに伴って、手当が10%から段階的に3%にまで下げられたとのことで、「調整手当は生活給の一部であるのに、研究所が移転しただけで減らされるのは困る。これ以上の調整手当の改悪は、職員にとってはつらい」と人事院が行おうとしている、調整手当の「見直し」改悪には反対であると述べられました。また、今後も、相模原地区国公と一緒になって、活動を続けていくことについても確認しました。

急きょ県商工労働部職業安定課へも要請

 相模原から桜木町への移動は、渋滞もなく予定時間より早く着いてしまい、予定ではない県商工労働部職業安定課に電話連絡を行い、要請の時間を取ってもらいました。要請には7名が参加し、国公労連が進めている、国家公務員25%定員削減反対の取り組みへの協力を訴えました。これに対して、主幹から、「これ以上の定員削減は、行政サービスの低下につながりかねない」と定員削減が現場に与える影響への懸念を示し、「当局としても、これから支部との交渉で話合いを行い、定員削減の上申を行う構えでいる」との確認がとれました。

全税関裁判問題で横浜税関長へ要請

 その後、横浜税関長への要請行動を11名にて行いました。税関長は不在とのことで課長補佐の対応でした。
 昨年2月24日に東京高裁判決で出された判決で、「全税関組合員への賃金差別、昇任・昇格差別は違法」と断罪され、また、裁判長からも「・・・収束にむけ双方の努力を希望する」との言葉をいただいたにもかかわらず、解決にむけた労使間での話合いが未だにできていないことに対して、この間、何回も足を運んで要請してきたましたが、当局の回答が不明瞭でなかなか進まない並行状態でした。今回、1時間近い話合いの結果、後日、正式な回答を確実にすることで確認しました。

夕方、MM21地区桜木町駅前で宣伝

 キャラバン1日目の締めくくりとして、MM21地区メインの駅である桜木町駅前において、街頭宣伝行動と行革宣伝ビラ配布を、全体で26名の参加で行いました。
 中央オルグのあいさつに続き、加盟単組によるリレー演説を約1時間にわたり行い、仕事帰りの行き交う人たちに訴えました。全港建二建地本長内執行委員長の発言の中で、トンネルコンクリート崩落事故の事例をもとに、公共事業の監督体制の在り方など、最近の新聞・テレビで取り上げられている話題に、信号待ちの人々は目を注ぎ耳を傾けてくれました。
 また、行革宣伝ビラ配布行動では、宣伝カーによる宣伝が効いたのか、いつも以上に取ってくれる人々が多かったようです。
 神奈川でのキャラバンは、明日2日目の行動が残っています。全国縦断キャラバン北コース前半の最後でもあり、天気の荒れが心配されますが、気合を入れて取り組むことを、宣伝終了後に参加者全員で確認し、1日目の行動を終了しました。
(以 上)


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