「キャラバン行動ニュース」2000年2月28日第7号
日曜日も元気に宣伝行動〜群馬
--2日間で延べ100名の仲間が参加--

 27日(日)、全国縦断キャラバン北コースは、5県目となる群馬県に入りました。この日は、高崎駅西口高島屋前での宣伝行動からスタートしました。行動には、国公労連から小田川書記次長、全労働本部佐藤中央執行委員らも参加しました。
 13時から始まった高島屋前での宣伝行動には、日曜日にも係わらず、20名の仲間が結集し、2日前の2・25列島怒りの総行動では、93名が参加した疲れも見せず、ビラや風船の配布をしながら、休日を楽しむ買い物客に、国民犠牲の行政改革に反対する国公労連の行動への理解と協力を訴えました。
 浜野県国公議長は、国立浜川病院の移譲問題や群馬大学の独立行政法人化の動きなどにも触れながら、公務員の定員削減が、国民生活関連行政サービスの切り捨てと直結していることを訴えました。
 買い物に来た少なくない市民が、私たちの訴えに足を止め聞き入っていました。一度通り過ぎて、ビラを取りに戻ってきた婦人や、宣伝カーに寄ってきて「頑張れよ」と声を掛けて通り過ぎた初老の紳士など、ビラの受け取りも良く反応は上々でした。
 その後、キャラバン隊は高崎市のスズランデパート前、前橋市の西部デパート前、そして前橋駅前と移動しながら街頭宣伝を行い、1日目の行動を終えました。

寒風の中、早朝宣伝で訴える〜群馬(2日目)
--職場訪問で職場の厳しさを再確認--

 日曜日に引き続き、赤城おろしの寒風の中、7時30分から群馬県庁前で早朝宣伝を行いました。県国公浜野議長の司会の下、国公労連小田川書記次長、全労働佐藤中央執行委員等から、暮らしと雇用を守る行政の実現、行政サービスの充実を求めての訴えを繰り返し行いました。
 県国公安藤副委員長が、国立浜川病院の移譲問題にふれると、通勤途中の市民が手を振ってくれる場面もあり、改めて国立病院に対する関心の高さがうかがわれました。
 また、宣伝カーを停めてある県庁や市役所前では、6単組30名の仲間が参加して、ビラ配布を行い、宣伝行動を大いに盛り上げました。
 続いて、キャラバン隊は、全通産群馬支部(前橋市)、全通産評価技術センター北関東支所分会(桐生市)の二か所の国公職場を激励訪問し、意見交換を行いました。
 特に、評価センターの仲間からは、独立行政法人化に向けての職場実態の話しが出され、キャラバン隊9名も、その厳しさを痛感しました。今後も、共に闘う意思統一を行い懇談を終え、2日間の群馬内キャラバン行動を締めくくりました。

自治体・労組を精力的にまわる
--全国キャラバン行動南コース 長崎県国公1日目--

 全国縦断キャラバン南コース、24日の長崎県国公での行動は、中央からの国公労連安部副委員長、全気象平山副委員長をはじめ、国公九ブロ野田事務局長及び県国公、地区国公の役員を含めた12名により、自治体要請を精力的に展開しました。また、昼休みには、大村駅前での宣伝行動を夕方には長崎市内で長崎県国公活動者会議を開催しました。

 2班に分かれた要請団は、西海町、西彼町、琴海町、時津町、大村市、諫早市、長崎市の7自治体への要請を行うとともに、自治体労組も訪問しました。
 琴海町では、「国の行政機関への意見は、いっぱいある」と懇談が弾みました。対応した助役からは、「国民生活が低下しては困る」と、行政サービス切り捨ての国家公務員の25%定員削減反対に賛同してくれました。
 12時から行った大村駅前宣伝行動には、4単組から9名の仲間が駆け付け、ビラ配布をしながら道行く人に、国民犠牲の行政改革に反対する、国公労連の行動への理解と協力を訴えました。
 18時から長崎市勤労福祉会館において開催された県国公活動者会議には、25名の仲間が集まり、今春闘を意気高く闘う決意を固め合いました。
(以 上)

協 力 の お ね が い
  • 24日付けキャラバン行動ニュースbS号、佐賀県国公23日目の行動記事において、要請先の一つである「諸富町職労組」の加盟上部団体名称を、自治労とすべきところを自治労連と誤って掲載しています。関係者にお詫びするとともに訂正させていただきます。
  • みんなの力で「全国縦断キャラバン行動」を大きく成功させましょう!

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