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国公労連速報 2011年3月18日《No.2501》
東日本大震災対策ニュースNo.5

被災者の救援と被災地の復旧・復興に全力を
――社保庁不当解雇撤回3.18要求行動で確認
     
 

 

 国公労連は本日昼、人事院前において社保庁不当解雇撤回の要求行動をとりくみました。国公労連、単組本部、全労連本部や民間労組など約60人が参加し、11日に発生した大震災の被災者の救援と被災地の復旧・復興に全力を挙げることを確認しました。

 行動の冒頭、主催者あいさつに立った岩崎副委員長は、「本行動に先立ち、このたびの東北地方太平洋沖地震での災害で、犠牲になられた皆さまに対し心から哀悼の意を表すとともに被災者の皆さまにお見舞い申し上げます。現在も、現地では被災者救助や災害復旧支援に奮闘している大勢の皆さん、自らも被災者となったにもかかわらず奮闘している多くの職場の仲間がいます。こうした皆さんに心から敬意を表したいと思います」と述べ、カンパ活動をはじめ被災者の救援と被災地の復旧・復興に全力を挙げてとりくむことを参加者全員の拍手で確認しました。
 また、激励のあいさつに立った全労連の小松副議長は、全労連対策本部の医療・生活救援隊第3陣が東京を発って現地に向かったことも紹介しながら、労働者の連帯で安心して暮らせる世の中をつくりあげようと呼びかけました。つづく連帯のあいさつでは、東京争議団共闘会議の寺島事務局長が、社保庁、日本航空、民事法務協会での不当解雇は労働者・国民全体の課題であることを指摘し、全建労の恵藤委員長は、年金制度解体をねらった財界・政府による不当解雇だということを明らかにし、分限解雇処分を取り消すことができる唯一の者である人事院に対して処分の早期取り消しを求めました。決意表明に立った國枝闘争団事務局次長(国公労連中執)は、この間の人事院審理で明らかとなった分限免職回避努力のずさんさや闘争団員の心情などを紹介しながらたたかう決意を述べ、引き続いての協力をうったえました。

 避難所で、院内に泊まりこんで、頑張る仲間
 食事はおにぎりか菓子パン、湧き水を飲料水に

 宮城の全医労のなかまから、現地でがんばっているたよりがありました。(以下、「全医労テレファックスニュース」第49号・3月18日から抜粋転載)

 家が被害にあい、避難所にいる全医労の仲間から届いたメールを紹介します。
 病院は、一昨日から電気が通じて、お湯も沸かせるようになりました。ただ、水は復旧せず、井戸水のため、飲料水や水洗トイレが使える個所が限定されています。
 福島原発事故のこともあり、人口呼吸器装着の患者は、関東地方への移送する方針で、今日2人が東大と医科歯科大付属病院へ、ヘリコプターで送られました。今後順次、新潟を含め移送されます。
 職員はガソリンがないため、かなりの人が院内でずっと暮らしています。食事は病院側がおにぎり程度ですが1日2回出しています。一般の避難所と同様、リハビリ訓練を開放したり、空いている看護師宿舎を利用しています。
 家族の安否が確認できてない職員は少なくなりましたが、親類まで範囲を広げるとかなりの数にのぼります。家の流失や全壊、半壊は多すぎて把握できません。
 私のいる避難所は、小学校の体育館で、当初1,650人でしたが、現在1,200人位です。やはり一昨日(16日)に電気が通り、薄暗い生活から逃れられました。食事は、1日2回おにぎりか菓子パンが配られます。時には、3等分したバナナや苺が数個配給されます。飲料水は湧き水を、トイレはプールの水を自分で汲んで使っています。広い体育館にストーブ4個なので夜はかなり寒いです。なかなか眠れません。でも、朝、全員でラジオ体操をやり、炊出しやトイレ当番など、分担してなんとか元気に共同生活をしています。
 今日(18日)、長崎医療センターから、宮城病院に、医師2人・看護師2人・事務1人が応援に来てくれました。

 全気象は職場壁新聞を発行して現地での支援のとりくみなどを紹介し、カンパの呼びかけも行っています。
 今後も、15時時点の状況を集約してニュースを発行します。各単組・職場や各県国公の状況やとりくみなどの情報を国公労連へお寄せください。

以上

【救援カンパの振込先】
 中央労働金庫 新橋支店(普通)2255113 名義:国公労連2
 ※この口座は3月11日に発生した大震災への救援カンパ専用です

 
 
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