全厚生                     
                             
行革闘争本部情報
                              
 

99. 2. 8
  No.67
全厚生行革闘争
本部   発行
 





 
 
 2・7国民総決起集会に全国から8万人
−集会会場で両輪の署名を訴え、あわせて1,000筆を集約−
 
 99国民春闘共闘委員会などが呼びかけた「2・7国民総決起集会」は、全国各地から8万人が参加し、大きく成功しました。集会は、午後12時30分に開会し、1時45分から4コースに分かれてデモ行進を行いました。
 全厚生は、前日の第40回中央委員会に続いて参加した仲間を含め、本省、統計、業務センター、函館、神戸、ハ病研、秋田、神奈川、静岡、愛知、岐阜、滋賀、京都、香川、愛媛の各支部と本部をあわせて65名が参加しました。また、集会への参加者に署名への協力を訴え、「行革大規模署名」510筆、「年金改悪反対署名」498筆を集約しました。愛知県支部の仲間は、前後に年金改悪反対のポスターをはりサンドイッチマンになって、会場に入る人、ラーメンを食べている人、いすに座っている人、たまたま通りかかった人に「年金改悪に反対しましょう」と協力を呼びかけました。署名を取り組んだ仲間は、「人が集まるところには署名は欠かせない」と、今回の経験を今後に生かそうとの意気込みを語り合いました。
 
 2・8国公労連中央行動
 
 2月8日には、国公労連2・8中央行動が展開されました。行動は、朝8時30分から霞ヶ関周辺で早朝宣伝に始まり、午前10時30分から星陵会館で国公労連独自の「行革闘争総決起集会」を開催、その後、全国会議員への要請行動を行いました。また、国会議員要請行動と平行して、昼休み国会請願デモも行われ、デモには、本省支部、統計支部、人口研支部、京都支部と本部で、41名が参加しました。午後1時45分から人事院と総務庁と平行して要求行動を行い、全厚生は人事院前行動に結集し、午後2時30分から日比谷公会堂で開催された公務労働者総決起集会で、いっそう闘う決意を確かめ合いました。
 中央行動には、前日から引き続いて愛媛県支部と京都支部の仲間が参加し、早朝宣伝から総決起集会まで1日を通じて50名の仲間が参加しました。特に、京都支部の仲間は、中央委員会から連続して2泊3日の行動参加でした。(大変ご苦労さまでした。)
 
 99春闘 「両輪の署名」を軸に全力を!
 
 全厚生は、2月6日(土)、第40回中央委員会を開催しました。中央委員会には、22支部61名が出席し、20名の中央委員が3時間にわたって熱心に討論しました。全体の討論を通じて、各支部・分会の運動が着実に前進していること、全ての支部・分会が組織強化・拡大を重視し職場要求づくりなどに力を注いでいること、「両輪の署名」の目標達成にむけて取り組みが始まったこと、などが明らかになりました。
 中央委員会は、本部提案の議案をすべて満場一致で採択するとともに、新ガイドライン関連法案に反対する特別決議と、職場を基礎に、地域にも足を踏み出し、「両輪の署名」を軸に総対話と共同を広げるようと訴えるアピールを採択し、閉会しました。
 
 「両輪の署名」に各支部で奮闘
 
 昨年12月から取り組んでいる「行革大規模署名」と「年金改悪反対署名」の両輪の署名は、全厚生全体で、(本部が把握している数で)「行革大規模署名」7,509筆、「年金改悪反対署名」6,990筆を集約しています。愛媛県支部と岐阜県支部が「行革大規模署名」で2,000筆をこえています。
 愛知県支部は、これまでに3回街頭宣伝・署名行動を行っています。1月10日(日)に、名古屋市の鶴舞公園にある名古屋市公会堂前で街頭宣伝・署名行動を行いました。支部役員を中心に13名が参加し、道行く人の眼を引くように年金改悪反対のポスターを体の前後に貼り付け、ハンドマイクで「小渕行革は国民犠牲のニセ行革、国民本位の行政改革を実現しよう」「国民が安心して暮らせる老後をつくるために年金改悪に反対しよう」と訴えた結果、「年金改悪反対署名」360筆、「行革大規模署名」254筆を集約しました。年金改悪反対の訴えに署名の順番待ちができたり、「年金の資料はないか」との問いかけもあり、参加者からは「やった甲斐があった」との感想も出され、引き続き旺盛に取り組むことを決意しあいました。愛知県支部では、ハンドマイク用の訴え文も作成しています。必要な場合は、愛知県支部に問い合わせて入手して下さい。
 署名は、誰にでもできる取り組みです。難しいことを話す必要はありません。率直な自分の思いや要求を語れば、多くの方々が賛同してくれます。国会議員への要請行動で、与党の議員室に要請に行くと、秘書がいやな顔をする場合もありますが、一つ一つの要請項目について「これっておかしいですか?」と聞けば、「おかしいですよ」という回答がかえってくることもあまりありません。それは、私たちの要求があまりにも正しいからなのではないでしょうか。
 確信を持って、「両輪の署名」を旺盛に取り組み、国民生活無視の「ニセ行革」を止めさせましょう。
 
国民生活を重視した行財政を確立しよう!