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◆第1617号(2005年5月5・15日付)◆


憲法9条 25条守ろう

第76回メーデー全国各地で開催

 第76回メーデーが5月1日、全国各地で開催されました。中央メーデーは、東京・代々木公園で開催され5万人が参加。全厚生は、在京支部から家族も含め60人が参加し、プラカードやゼッケンで「憲法9条守れ」「社会保障を守れ」とアピールしました。
 各支部のメーデー参加記を紹介します。

神奈川
25条・9条守ろう ビラ配布し市民にアピール

 5月1日、気持ちのいい快晴の中、総勢20人の組合員が参加。横浜市中区・横浜公園から西区・みなとみらいまで「憲法25条・9条を守ろう」の横断幕を掲げ行進しました。参加者の手にも支部独自で作成した「社会保障充実」などのビラを持ち、市民にアピールしました。終結地点では平丸支部長が「国民本位の社会保障制度をつくろう」と訴え、団結頑張ろうで締めくくりました。メーデー終了後は、横浜市内で組合員どうしさらに懇親を深めました。
(書記長 川名健)

神戸
憲法を基本に据え 強い雨の中で集会と行進

 久し振りの日曜日メーデー。自宅を出る時は雨も降っておらず、なんとか午前中はもってほしいと思いましたが、三ノ宮に到着するともう雨が、そして、除々に雨は強くなり、赤や黄色の旗や、「JR西日本の安全無視と合理化が脱線事故の原因だ」と書いたビラも雨に濡れ、地面に張り付いていました。会場は、思った以上の人で、55団体2000人以上の参加。プログラムは少し長引き、デモ行進も短縮されましたが、兵庫県国公議長の傍で先頭を切って歩きました。憲法を基本に据えなければ、公務はありえないことや「安全神話」が崩れつつあるのも「小泉むりやり行革」が根底にあるものとつくづく思いました。
(副支部長 渕上正寛)

京都
憲法「9条」ネギ 平和への願いをひとつに

 京都支部では、今年も例年どおりデコレーションづくりに取り組みました。今回のテーマは、「憲法9条をまもる」で、京都らしく「京都名産・憲法『九条』ネギ」を組合員の知恵と技術を結集して完成させました。メーデー当日は、京都でもあいにくの雨模様となりましたが、組合員の平和への願いをひとつにがんばって行進しました。
 また行進後には、団結集会を開催し、職場をめぐる厳しい状況などを交流しながら、改めて国民本位の社会保険行政の実現と真の社会保障の確立に向けて、意思を固めあいました。
(書記長 川口博之)

愛知県
捨てるな平和憲法 プラカードでアピール

 愛知県では、名古屋市白川公園で第76回愛知県中央メーデーが行われました。今年のメーデーは、日曜日の開催ということで、集会の前にファミリー企画が用意され、子供たちが楽しめる企画がいっぱいありました。愛知県支部の組合員も家族連れがたくさん集まり、
総勢42人の参加となりました。集会の後、市内のデモ行進では「だれもが安心できる最低保障年金の確立を」をスローガンとした手作りの横断幕をかかげ、「捨てるな平和憲法」「守りたい人がいる だから9条」のプラカードを組合員一人ひとりが持ち、社会保障の充実、憲法改悪反対を訴えました。
 デモ行進終了後、佐藤支部長は「たたかいは、今が正念場です」と訴えて、この局面を乗り切るため組合員団結して頑張ろうと呼びかけました。
(書記次長 國枝孝幸)

リハ・秩父
社会保障守れ メーデー所沢集会に参加

 第76回メーデー所沢集会が航空公園野外ステージで開催され、500人が参加。全厚生はリハ支部と秩父学園支部から3人が参加しました。
 集会後、所沢駅を往復するデモ行進を行った後、野外ステージで交流会を行いました。
(秩父学園支部 支部長 三宅明)

香川県
歴史繰り返さない 雨のメーデーで決意

 今回のメーデーは、あいにくの雨となりました。晴れていたらもっと参加者が多かったのでは?と思いましたが、家族連れの参加者もあり42人が参加しました。
 8時間労働制を求めて労働者が立ち上がったメーデーの歴史を知ることは、歴史を繰り返さないためだと思います。
 メーデーがただの行事とならないよう、がんばります。
(書記長 香川博)

岐阜県
9条を守ろう 支部から50人が参加

 第76回岐阜県中央メーデーは岐阜市・金公園で開催され、55労組・団体の約千人が参加。岐阜県支部からは50人の組合員が「国の責任で社会保障を拡充させよう」の横断幕とともに元気よく参加しました。
 主催者が「今年の大きな課題は憲法を守り、戦争を許さないこと。戦争をする国になると、国民生活が犠牲になり、社会保障が切り捨てられる。憲法9条を守る大きな運動を職場・地域でつくろう」と訴えると、舞台で九条守れと民医労の参加者が「憲法サンバ」を踊り、会場を沸かせました。会場はほかにも「憲法・教育基本法を守ろう」の龍みこしや、「社会保障改悪反対」「9条を守ろう」のプラカードなど憲法9条(戦争放棄)や25条守れのアピールでいっぱい。集会後には市内をデモ行進し、市民にアピールしました。
(支部長 澤村明)

函館
公務の市場化反対 地区国公で山車を出品

 第76回函館地区メーデーが函館駅前大門グリーンプラザ特設ステージで盛大に開催されました。今年は、地区国公議長に再任されたこともあり、メーデー副実行委員長としてステージ上での参加でした。国公からの決意表明では郵産労函館支部書記長から郵政民営化や地域給与問題により地域経済に与える悪影響について、特に不況が深刻な函館の状況について懸念がある旨の説明がありました。全動労争議団からは国鉄の分割民営化の時にその反対の大きな理由として、利潤追求による安全性の低下ということがあったが、先週のJR西日本で起きた列車転覆事故によりこのことが現実になったという話を聞き、現在、国家公務員に対する市場化テストなど民間との競争において低コストで実績を上げることの裏側には、安全性の低下などの危険性をはらんでいることを再認識できました。
 集会後には、約4キロの行程で五稜郭公園までのデモ行進を行い、恒例の地区国公で山車を出品することができました。   
(支部長 泉徹)

大阪
歴史の逆流は許さない 基盤研支部ともエール交換

 今年は敗戦から60年の節目の年。戦後政治は「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」(憲法第9条)と高らかに宣言するところから始まりました。ところが、アメリカの戦争に日本を引き入れるための憲法改悪策動が強められています。今年の第76回メーデーには、歴史の逆流は許さないと、会場となった扇町公園に1万人、府下各地域メーデーにも1万人が集結しました。支部からは、OBも含めて30人の仲間たちが結集し、4月に結成された基盤研支部の仲間ともエールの交換を行いました。デモ後の懇親会では、「社会保険9条の会」を立上げようといった提起もされるなど、「闘いはここから闘いは今から」といった印象の強いメーデーでした。
(教宣部長 川畑周市)

愛媛県
憲法9条改悪反対 強い雨の中でデモ行進

 第76回愛媛中央メーデーが、5月1日石手川公園で開催されました。あいにく、雨でしたが愛媛県支部から在松山分会から30人を超える参加者がありました。憲法9条改悪反対をはじめ、賃金引き上げや雇用拡大を求める宣言案を採択しました。 雨は、時折強くなりましたが参加者はこれにひるむことなく、団結頑張ろうの後、例年どおりデモ行進を行いました。
 また、松山以外で行われたメーデーにも各分会から積極的な参加がありました。
(副支部長 森本和則)

News
● 憲法改悪反対、守れ9条 ―憲法記念日に全国で集会やパレード―
 憲法記念日の5月3日、全国各地で憲法改悪反対、憲法9条守れの集会やパレードが行われました。東京・日比谷公会堂で開催された「5・3憲法集会」には会場あふれる5000人が参加。ノンフィクション作家の山崎智子さん、愛知大学の小林武教授、日本共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首がスピーチ、三木武夫記念館の三木睦子館長があいさつしました。全厚生は、本省・業務センター・リハ支部と本部から10人が参加。手作りプラカードでアピールしながら銀座デモを行いました。


リレーずいそう
●花
 今年ほどソメイヨシノの開花を待ちわびた年はなかった。三寒四温を肌で感じながら色づいた蕾を毎日眺めていたが、開花は予想以上に遅かった。里で桜が終わり、空には花水木、地には牡丹が咲いている頃になると、山では山菜狩りのシーズンが始まる。しかし、今年は天候の関係かすそ野までのタラの芽はとっくに終わってしまったのに、山ではタラの芽はまだ固い。連休が終わり、本紙が手元に届けられる頃に、ようやくふくらんだ芽から葉が開き始めると予想している。深川の牡丹町公園ではその名にちなんで牡丹園を整備してきたが、今年は桜と同時に早咲きの「紫雲閣」が大輪を開かせた。我が家では、妻が昨年から芝桜とつるバラづくりに挑戦している。芝桜は寒い冬に耐えた茎から桜の開花前には少しずつ可憐な花を開かせている。つるバラは施肥と消毒が肝心とかでせっせと庭仕事にいそしんでいるが、ようやく蕾をもったところである。一度に数百の花を咲かせるためにはそれに見合った養分が必要であり、地面を深く掘り返し、しっかりと施肥を終えた。
 植物は可愛がり、手入れをすれば、必ずそれに報いて花を咲かせるものである。病気にならないように、虫に寄生されないように、妻は必死でバラを育んでいる。五月の半ばにはそれに応えて、無数のバラが垣根一杯に咲き誇ることを毎日夢見ているこのごろである。
子育てが終わると人間変わるものかも知れない。
(栄研支部 組合員)


No War! No Nukes!
NPT再検討会議要請ニューヨーク行動に参加して  中央執行委員 宮田健一

 4月29日から5月5日まで、NPT(核不拡散条約)再検討会議要請団ニューヨーク行動の第2グループに伊東支部の土屋さんと参加しました。日本からは総勢1,000人(原水協からは840人)国公労連から11人が参加しました。
 30日の午後からはセント・ジョン・ザ・ディバイン大聖堂で公開シンポジウムが開催され、各国政府代表や米国の平和団体代表らを交えて、核兵器廃絶をテーマに議論が交わされました。
 パネリストとして発言したエジプトのマゲド・アブデラジズ国連大使は、再検討会議に提出される300万人の「いま、核兵器の廃絶を」署名に言及。「道義的な責任感を強く感じさせる。各国政府にも圧力をさらにかけるものだ。みなさんが私たちに支持を寄せていることに感謝し、そのエネルギーに敬意を表したい」と述べました。
 反核組織の国際ネットワーク「廃絶2000」の全米調整者のジャクリーン・カバソ氏は、NPTの定める責務を米国が果たしていないと批判。「困難はあるが、へこたれてはいけない。はるばるニューヨークに来た勇気ある被爆者の導きに従おう」と呼びかけました。
 会場は、1892年に着工され現在も建築中の世界最大級のゴシック式大聖堂。普段とは趣の違う会場でしたが、参加者からも核兵器廃絶に向け熱い議論が交わされました。

ニューヨーク行動4万人が参加
 5月1日は、雲一つない空の下でNY平和行進。NPT再検討会議の開会を翌日に控え、「廃絶2000」と「平和と正義のための連合」(UFPJ)が主催した行進と集会に四万人以上が参加しました。参加者は「NO NUKES(核兵器はいらない)」などかかれたプラカードを手に、国連前からセントラルパークまでパレードをおこないました。全厚生は各支部から送られた「ピースメッセージ」を横断幕に縫いつけアピール。アメリカやイギリスからの参加者に横断幕へ寄せ書きをしてもらいました。また日本から持参した「NO WAR」と書かれたバッチやステッカーを配り、沿道の人たちと交流しました。公道全部を使ったパレードは日本のデモ行進とは異なり、アメリカのスケールの大きさを感じました。
 500万筆の「いま、核兵器の廃絶を」署名が積み上げられたセントラルパークでは、各国の若者が歌や踊りで平和を訴える大集会が開催されました。日本からは被爆者が体験談をもとに、核兵器の恐ろしさ、また平和の大切さを語りました。

セントラルパークで核兵器廃絶署名
 2日の午前中、セントラルパークで署名行動、不慣れな英語を使いながら道行く人に「Sign」を求めました。通常日本で街頭署名をおこなってもあまり集まらない場合が多いのですが、ニューヨークでは進んで署名をする人や我々の訴えに真剣に耳を傾ける人など、あまりの反応の良さに取り組んだ我々が元気づけられました。
 最終日の3日(日本は4日)は世界の反核運動との交流集会。イギリスやフランス、アメリカの運動家と日本の参加者とが意見交換をしました。昨年の原水禁世界大会へフランスから青年100人派遣した体験をもとに、青年の平和活動への関わり方や、核兵器廃絶をめぐる世界の動きなどざっくばらんに話し合いました。
 この行動の目的であるNPT再検討会議の傍聴に全厚生からは残念ながら参加できませんでしたが、いろいろな人種の人達と交流やともに行動することにより、自分自身の認識が広がり、とても有意義な行動でした。


みんなで憲法9条守ろう

憲法調査会の改憲方向づけ許すな

 衆・参両院の憲法調査会が4月に相次いで最終報告書を議決しました。

本来の目的を逸脱した暴挙
 憲法調査会は2000年1月に、「憲法について広範かつ総合的に調査を行う」目的に限定し設置された機関です。にもかかわらず、報告書は、前文を含む憲法の各条項に何を書き込むべきかの「是非」を論じ、意見に「多い」かそうでないかをつけて報告するなど、憲法改悪への強引な意見集約を行いました。憲法調査会が、本来の目的から逸脱し、改憲への方向づけを行ったことは非常に重大です。
 9条に関しては「自衛権および自衛隊について何らかの憲法上の措置をとることを否定しない意見が多く述べられた」「非軍事の分野に限らず国連の集団安全保障活動に参加すべきであるとする意見が多く述べられた」などと報告。これは、自衛隊を海外で武力行使させるための9条改悪に道を開くもので、認められるものではありません。
 しかも、「多く述べられた」のは国会内のことであり、そのまま国民多数の意見とはなりません。5月3日付朝日新聞の世論調査でも、56%の人が憲法を「改正する必要がある」と答えた一方で、9条は「変えない方がよい」が51%で半数を超えています。
 報告書には、憲法調査会を憲法改正手続き法案の付託委員会として存続しようとする方向が盛り込まれましたが、憲法調査会は、調査が終了したのであり、すみやかに幕を閉じるべきです。

国民投票法作らせるな
 憲法改正の手続きは、第96条「改正は3分の2以上の賛成で国会が発議し国民投票で過半数の賛成により承認する」に基づき行われますが、投票や運動の方法を具体化する国民投票法案が検討されています。 
 自公両党の案によれば、投票権者は20歳以上で、発議から投票までの期間は30〜90日しかなく、投票方式は各条文を一括しての改正投票で、しかも、メディア規制と公務員の運動規制を盛り込んでいます。
 憲法を尊重し擁護する義務を負う公務員(憲法第99条)が、憲法の改定に際して、意見も言えず、運動もできないのは、憲法21条で保障された言論・表現の自由を奪うものです。改憲への扉を開く国民投票法は作らせないよう、取り組みをひろげましょう。

言論表現の自由を守れ

国公法弾圧を許さないたたかいを

警察権力に仕組まれた事件
 国公法弾圧事件は、2004年3月3日、社会保険庁職員で目黒社会保険所で働く堀越明男さんが突然逮捕、翌々日の5日に起訴されたもの。国家公務員が休日に、仕事や職場に関係なくビラを配布することが国家公務員法違反の「犯罪」に当たると起訴されました。裁判開始から10か月が経過しましたが、改めてこの事件の本質を問い、全力で支援の輪を広げることが大切です。なぜなら、警察権力により、意図的に仕組まれた事件だからです。そして、国民の言論・表現の自由にかかわる憲法裁判だからです。
 そもそも、憲法は「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する(第21条第1項)」と定めています。訴える側からは「表現の自由」であり、受け取る側からは「知る権利」の保障です。職務と関係なく、一市民として行ったビラ配布の活動に対し、国家公務員法の第102条にある政治的行為を制限する規程を無限定に適用すれば、国家公務員は言論・表現の自由を全面的に奪われてしまいます。
 国家公務員であるが故に政治的な意思表明を全面的に禁じるような、それも刑事罰をもって禁じる野蛮な制度は、明らかに憲法違反です。
 東京地方裁判所での公判は、昨年の7月20日から始まり、すでに9回の公判が終了。この中で、公安警察の異常な違法捜査の実態が明らかになっています。多いときは、11人の私服警察官がビデオ6台、車4台で堀越さんを1日中尾行。のべ170余名の警察官が堀越さんの飲食、通院、観劇、買い物など私生活の全てにわたって、張り込み盗撮を繰り返していました。
 憲法研究者で9条の会の呼びかけ人の奥平康弘さんは、違法性がまったくない文書を、国家公務員だという理由だけで、それを配布した市民を刑事被告人にしたことは、「最近の権力側の驕り(おごり)を見せ付けられる思いがします。これは、憲法改正をねらい、日本を再び『戦争のできる国』に仕立て直ししようとする、政治的大状況のひとつの現れにほかなりません」と指摘しています。

「守る会」で支援活動を
 広範な労働組合、民主団体、個人の呼びかけで昨年4月、「国公法弾圧を許さず、言論表現の自由を守る会」(略称・国公法弾圧を許さない会)をただちに結成し、裁判勝利をめざし、宣伝や署名行動、公判の傍聴行動などの支援活動を行ってきています。今年4月26日には、「あぶない!言論の自由が・・・4・26集会」が東京・千代田公会堂で開催され、8百人を超える支援者が参加。堀越さんの起訴を許さず、公訴棄却を要求し、裁判で無罪をかちとり、国家公務員の政治活動の自由、国民の思想・信条の自由を守り抜く決意を固め合いました。

国民平和大行進が行く

核兵器廃絶訴え、夢の島をスタート@

 5月6日、2005年国民平和大行進の東京〜広島コースが東京都江東区夢の島の第五福竜丸展示館前を出発しました。8月の原水爆禁止世界大会に向け、全国11コースで歩いて広島、長崎を目指します。全厚生は、東京〜広島コースをはじめ、北海道〜東京コース、四国コースに通し行進旗を掲げ、支部間でリレーします。
 展示館前で開かれた出発集会には、NPT(核拡散防止条約)再検討会議要請団ニューヨーク行動参加者も数多く参加。約700人が「核兵器のない世界のためにともに歩こう」「子どもたちに非核の地球を」などと書かれた横断幕やのぼりを掲げて行進しました。
 全厚生は、本省支部と本部から7人が参加し、ニューヨーク帰りの「世界に広がれ憲法9条」のタペストリーを掲げて、雨の中行進しました。
 翌7日は、港区役所から神奈川県川崎市役所までのコースを本省・業務センター・リハ・神奈川県の各支部と本部から13人が参加して行進。神奈川県に通し行進旗をリレーしました。


☆ ★ ☆ ピカピカの小学1年生 ☆ ★ ☆
─ 4 ─

 全厚生組合員の「ピカピカの小学一年生」全員集合。今号で掲載はおわりです。
〈コメント説明〉
(1)子どもの氏名(ふりがな)
(2)小学校名
(3) 大きくなったら何になりたい?
(4) お父さん、お母さんからのメッセージ。
勝又 鴻くん
(1) かつまたこう
(2) 横浜市立桜岡小学校
(3) たべもの屋さん
(4) 元気に楽しく小学校生活を送ってください。
俣野 裕紀くん 藤田 仁くん
(1) またのひろき
(2) 亀岡市立千代川小学校
(3) 消防車の運転士
(4) お友達いっぱい作って色んな事にチャレンジして下さい。みんなで力を合わせて成功した喜びは最高だから。
(1) ふじたじん
(2) 目黒区立下目黒小学校
(3) 警察官
(4) 水泳にスキーにと体を動かすことが大好き。いっぱい遊んでいっぱい勉強してたくさん友達を作って下さい。そしてお友達を大切にして下さい。


ギャラリー平和キャラ (5)

京都支部 組合員家族の作品

 全厚生女性部が募集した平和キャラクターの応募作品を紹介するコーナーです。
 〈評〉応募最年少作品。背中にかわいい翼、頭に輪を付けた平和の天使。ウインクひとつでピースハートにつつみ込み、世界中をみんななかよしにしてしまうアイドルです。

みんなの国公共済会
支部の取り組み紹介します <連載(2)>
台風被害に掛けていて良かった
 忘れもしない、昨年10月20日、岐阜市にも台風が接近し、風雨が強くなり電車が運休になり、帰宅することもできず、食事をしながらテレビを見ていたら、ニュースで高山市の宮川の増水が放送されていました。自宅は二つの河川の合流点の下流。大丈夫かなと、携帯で妻に連絡すると相当増水していて孫は避難させたとのこと、ひと安心。
 それから10分もしないうちに妻から「お父さん前から波が来る!車ではもうだめ」、私は「車を捨てて逃げろ」と。合流点で水は防波堤を越え国道41号線を走った。
 21日朝、携帯で連絡を取ると我が家は床上浸水(70p)、車3台も水浸しで使用不能に。
 家の後片付けは、親戚の方、職場の同僚や息子の同僚の方々のおかげで処理できましたが、1階の畳、各部屋の壁など家の修理等により300万円以上のお金が必要となりました。
 どうしようか思案しているとき、国公共済の火災共済(家具含む)に加入していることを思い出して、組合支部へ連絡し請求しました。後日、国公共済より80万円余りの支給を受け大変助かりました。
 なお、今年2月に入院をしましたので、これも請求させていただきます。
 人生何が起こるかわかりません。掛けていて良かったと実感しております。
(岐阜県支部 組合員)


参加者募集中!親子参加大歓迎!

第29回全厚生女性交流集会 in 広島
誓いをあらたに 明日を守ろう
〜未来ある子らのために 戦争のない世界めざして〜
日時6月11日(土)13:30〜12日(日)12:00
会場アークホテル広島 (11日は広島港宇品旅客ターミナル集合)
11日 似島「廣島とヒロシマを訪ねる」フィールドワークほか
12日 被爆の実相を語る記念講演ほか         
親子参加大歓迎!フィールドワークは子どもたちが参加できるコースです。
仕事のことも・・・いろいろ語り合いましょう。疲れが吹き飛ぶ2日間です。

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