4・15年金スト行動に100万人が参加 |
年金改悪法案を廃案にしよう
4月15日、年金改悪法案を廃案にしようと全労連は「年金スト」を全国各地で100万人以上の参加で繰り広げました。国公労連は全国の拠点103か所で、宣伝、自治体要請、民間スト支援などを行い、全厚生の各支部も参加。取り組みを紹介します。
【京都】「モグラたたき行動」に31人 |
君らほんまがんばりや
京都支部は、独自休暇行動として時間休も含めのべ31人が、主に地下鉄移動で9カ所の主要駅にて街頭署名・宣伝する通称「モグラたたき行動」を展開しながら、京都総評・国公提起の行動にも結集しました。署名をした男性からは、「まだ小泉ファンと言うてるやつがおる。妻もその一人。イラク問題もおかしい。腹たつし妻の分も署名しとくわ!君らほんまがんばりや!」と激励され、共同の広がりを感じると同時に、今日が山場ではなく起点として、さらなる行動強化の必要性を感じました。
また、同日中に学習会講師派遣4カ所や全厚生近ブロとして兵庫県国公行政相談へ1人を派遣し各要請にも応え、さらに夜の円山集会では寸劇に支部から2人が出演するなど奮闘しました。(書記長)
【香川県】支部から20人がデモに参加 |
宣伝署名やシール投票
早朝駅頭宣伝から開始された終日の行動は、晴天にも恵まれ熱気のこもったものとなりました。
県都である高松市の繁華街を移動しながらの宣伝・署名・シール投票をおこないました。社保協による社会保険事務局への要請行動もとりくまれ、年金者組合から個人署名と要請書が提出されました。昼休みには、市内3箇所からデモ行進。300人(支部から20人)が参加し、「安心できる年金制度の確立、改悪許さない」と市民にアピールしました。
高松市役所前では、年金者組合を中心に国公部隊も参加して午後から2時間の座り込みを実施。座り込み会場では、道行く人からカンパが寄せられたり、署名をしてゆく人もあり、勇気付けられる行動となりました。
夜には、市内2箇所で年金学習会が開催され、講師の支部長・書記長はこの日、12時間行動になってしまいました。(支部長)
【秩父学園】埼玉県国公で終日奮闘 |
駅頭や団地で宣伝
埼玉県国公は、JR浦和駅早朝宣伝で「統一行動」を始めました。国公労連の年金宣伝ビラと県国公が作製した「ストップ!年金大改悪」ティシュを配布し、署名を呼びかけました。国立リハ支部と秩父学園支部は1日通しで参加しました。
全厚生本部からの「全国行動計画」だけを手がかりに参加した私は、国立リハ支部の鈴木書記長の姿が見えた時は、いつものことですが安心できました。
道行く人の反応が良く、準備したビラを全部配り終え、その後県庁周辺と、移動しながら二つの団地で個別配布し、川越駅前宣伝で終了しました。昼休みにはイラクの5人の解放を求めるデモにも合流しました。(支部長)
リレーずいそう |
● 乗って残そう
私は鉄道マニアだった。家族に時刻表を見てもらって点字でメモし、白杖をついて日本中のほとんど全ての路線に乗った。
青函トンネル・瀬戸大橋が開通して列島が線路で結ばれた。
「のぞみ」・「スーパービュー踊り子」など新しい列車が登場する度に喜んで早速試乗した。
しかし国鉄が分割民営化された。
多くのローカル線が赤字を理由に姿を消した。北海道だけで廃止された線路の総延長は東京、熊本間の距離に相当する。
廃止される前日に線路に別れを惜しむべく、はるばる出かけたこともあった。すると普段は、がらがらの列車が、私と同様の客で満員。「いつも、これだけ乗ったら・・・」という声を何人もの人から聞いた。
ローカル線の廃止が検討され始めると地元では「乗って残そう」の運動が起こる。しかし多くのローカル線は「乗れるものなら乗ってみろ」と言わんばかりの不便なダイヤだったように思う。
さて今、国立施設の存在意義が問われている。旧国鉄ローカル線の教訓に学ぶところは多い気がする。(国立リハ支部 副支部長)
News |
● イラクから自衛隊は撤兵を ―守ろう平和といのち4・9集会―
イラクからの自衛隊の撤退を求め有事法制に反対する「守ろう!平和といのち4・9集会」が東京・日比谷野音で開催されました(写真上)。陸・海・空・港湾労組20団体や宗教者、市民団体が呼びかけ、2000人が参加。全厚生も中央執行委員はじめ在京近県から15人が参加。イラクで拘束された日本人の早期解放と自衛隊撤退を求め、請願デモを行いました。
● 核兵器廃絶の願いつなげ ―国民平和大行進5月6日出発―
「ストップ戦争、核兵器廃絶、有事法制反対」を掲げて、2004年国民平和大行進が全国11幹線コースでスタートします。全国各地から原水爆禁止世界大会の会場となる8月の「広島」「長崎」に向けて「核兵器なくせ」の願いを行進でつないでいきます。「すべての核兵器を禁止しよう!アメリカは核使用計画をやめよ!」「占領軍はイラクから撤退せよ!新たな戦争を許すな!国連の平和ルールを守ろう!」「劣化ウラン弾を使うな!残虐兵器を禁止せよ!」を訴えながら、5月6日に東京・江東区夢の島(東京〜広島コース)を出発します。全厚生は「国民平和大行進 核兵器のない世界を」の通し行進旗を東京〜広島(神戸まで)コースをはじめ、各支部が参加する平和行進でかかげるなど、積極的な取り組みを呼びかけています。
☆ ★ ☆ ピカピカの小学1年生 ☆ ★ ☆ ─ 2 ─
全厚生組合員の「ピカピカの小学1年生」全員集合。数回に分けて掲載します。
〈コメント説明〉 (1) 子どもの氏名(ふりがな) (2) 大きくなったら何になりたい? (3) お父さん、お母さんからのメッセージ。 吉川 綾乃 ちゃん
(1) よしかわあやの (2) おはな屋さん (3) ちょっぴりはずかしがり屋の綾ちゃんだけど、小学校へ行ったら色々なことにチャレンジして、たくさんお友達を作って下さいね。 松本 彩加 ちゃん 豊嶋 美佐子 ちゃん
(1) まつもとあやか (2) ピアノの先生 (3) みんなと仲良くして、先生の言うことをよく聞いてね。そうすればきっと楽しい小学校になるよ!
(1) としまみさこ (2) 大人にはなりたくない(仕事とかしたくないから) (3) 今のまま素直でいて下さい。 石塚 爽 くん 酒井 優 くん
(1) いしづかそう (2) 車を直す人 (3) いつまでも明るく、元気でいて下さい。
(1) さかいゆう (2) 新幹線の運転手さん (3) 好奇心旺盛な優くん。保育園ですごく成長したね。小学校でもいろんなことに興味を持ってチャレンジしていってね。 西田 捺希 くん 田中 友菜 ちゃん
(1) にしだなつき (2) サッカー選手 (3) 泣き虫で、おこりんぼう、でも、頑張り屋の捺希へ、小学校に行っても頑張って下さい。
(1) たなかゆうな (2) 看護師さん (3) いつもお母さんを気遣ってくれるやさしい友菜、たくさんお友達をつくって元気いっぱい小学校生活を送ってね 石井 義記 くん
(1) いしいよしき (2) 新聞記者 (3) いつも元気一杯の義記君、小学校へ行っても常に前向きな姿勢でがんばってね。
全厚生の仲間たちへ |
元国立衛研支部大阪分会分会長
全厚生の、特に杉浦書記長と近畿の仲間へ。
私たちの職場である国立医薬品食品衛生研究所・大阪支所の業務がこの3月いっぱいをもって終了しました。これまでの皆様の応援ありがとうございました。
さて、私が組合の役を引き受けてから、閉所まで2年間、組合としてがんばりましたが、結果的には、ほとんどの職員にとって大阪支所存続に匹敵するような仕事場はありませんでした。もちろんそれぞれの職員は生活のために新しい人生を歩んでいますが、色々な面で不利益を強いられるような結果でした。私の場合、大阪府職員としての人生をスタートしましたが、研究キャリアを捨てての再出発で、一からの挑戦でもあります。
この2年間で印象に残ったことは「仲間の輪」です。
私たちと全厚生本部は物理的に遠くあまり馴染みがなく、大阪国公も近いのですがやはり馴染みがありませんでした。まず近いところから大阪国公に相談を持ち掛けました。支所で実際に起きていることを伝え、支援を訴えました。その結果、大阪国公の仲間をはじめ、全厚生大阪から近畿支部の仲間へと支援の輪が広がっていきました。一方、全厚生の集まりにも積極的に出席し、そこでも支所の現状を訴えました。そこでも本部を中心とした支援の輪が広がりました。声を出せば支援してくれる仲間がいました。世の中は捨てたものじゃない。
最後に一言、私のいつも思っている願いです。他者への、たとえそれが見ず知らずの人であっても「思いやり持つこと」「同情」「共感」「心配」をしてください。みんながそう思えれば、きっと未来は良くなると思います。
私の年金講師団活動 |
年金有識者として広く国民に訴えたい
春闘時期の3月30日に民間鉄工所の労働組合に年金講師として出かけました。
5時からの集会については、組合執行部から今年の賃金交渉の経過について報告がされ、その後の貴重な時間に私の「年金改悪反対学習会」が行われました。
その場の状況も雰囲気も私たちが普段行っている会議室でなく事業所の食堂に80人が集合し、ハンドマイクで年金改悪について説明するという慣れていない自分にとっては、まさしく民間春闘を現場で見るという貴重で新鮮な体験をすることができました。
参加者の中に20代の若い組合員が含まれていたのにもかかわらず年金制度について真剣に聞いてくれたことが印象に残りました。
学習会の中で質問が出されるのが年金の積立金の運用問題です。あまりにも国民を愚弄した金の使い方に対して国民は、怒っています。
これからいよいよ本格的な年金改悪法の審議が始まります。
私たちは年金の有識者として、広く国民に訴えていく必要性と意義を再認識しました。(静岡県支部支部長)
みんなの国公共済会
私の体験紹介しま〜す <連載(4)>もしものときの助け合い
昨年の夏に子供が体育の授業中に友だちと激しくぶつかり足を脱臼骨折してしまいました。幸いにも怪我は軽く、ギブスをあてて通院のみですむことになりました。怪我の通院にも給付がもらえる国公共済ですので給付請求をさせていただきました。これをもって我が家では家族3人全員が国公共済会のお世話になってしまいました。
6年前には私自身がくも膜下出血で生死の境をさまよってしまい、ほぼ1カ月入院してしまいました。幸いにも何の後遺症もなく無事に退院することができ、もちろんこのときにも国公共済から入院給付をいただき大変に助かりました。問題は退院後です。もう年も年ですし、子供にお金の掛かる時期に入っていましたので保険にしっかり入っておかないと危ないと考え、民間の保険会社を調べました。しかし保険給付点数の高いこのような大病をしますと、まったく後遺症が無いにもかかわらず保険に入れてもらえない体となっていたのでした。もちろん国公共済にも健康告知がありますので掛け金を増やすことはできませんが、継続して加入することができて安心いたしました。
3年前には妻が婦人科で手術を受け2週間の入院をいたしました。このときにも入院給付をいただき大変に助かりました。国公共済の給付を受けるときには、高い診断書を別途とらなくても、郵便保険などで請求するために取った診断書があればそのコピーでも受け付けてくれるところがまた嬉しいところでもあります。
なにやら給付ばかり受けているようで皆様には申し訳ないのですが、もしものときの国公共済、これからも皆に広めて助け合いの輪を広げる一助になればと思っています。(感染研支部)
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