国公FAX速報 2004年10月12日《No.1571》

年金「改革」法の実施を直ちに中止せよ!
第161臨時国会開会日行動に結集

 10月12日(火)、第161臨時国会が12月3日までの会期(53日間)で開催されました。臨時国会では、改悪年金法の施行中止、米軍ヘリ墜落事故、日歯連ヤミ献金問題、イラク自衛隊派遣撤退問題などの徹底審議が求められていますが、政府与党は日歯連問題に対する国民の批判の前に政治資金規正法改正案を提出、国会冒頭での公務員制度「改革」関連法案などの提出は行わず、短期間で乗り切ろうとしています。
 国民大運動実行委員会は、第二次小泉改造内閣の悪政と対決し、軍事費を削ってくらしと福祉・教育の充実、消費税増税、憲法改悪を許さないたたかいを全国津々浦々で草の根の運動を展開することにしていますが、中央では、国会初日の昼休みに、国会請願デモ行進を行い、250名(内国公労連100名)が参加し、歩きながら、シュプレヒコールを力強く行いました。
 参議院選挙終了後も見直しを求める意見が7〜8割を占める、年金「改革」法の実施を中止することを求める請願署名は、第1次集約分40万筆分(内国公労連28,269筆分)を提出しました。


議面集会を年金者組合と合同で開催

 午後1時からは、年金者組合と共同で議面集会を開催し、約300名が参加しました。
 集会では、山口富男共産党衆議院議員が、日歯連ヤミ献金問題、年金問題、イラク自衛隊派遣撤退問題等の国会情勢を報告し、全労連熊谷議長等が連帯の挨拶を行いました。
 同じく、年金者組合への連帯の挨拶に立った国公労連堀口委員長は、「年金法案は10月から実施されたが、やり直せの声が圧倒的な国民の声であり、年金者組合の出番である。憲法改正反対、民主的な政治の実現が求められており、先輩方から、憲法の語り部として、若い世代に伝えてもらいたい」と述べました。
 議面行動は来週から、毎週水曜日(11月3日の祭日を除く)に行われる予定です。

以上

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