国立病院職員の雇い止め阻止
全労連闘争本部FAXニュース 2003年9月16日《No.2》


 仲間がいるからたたかえる!
 大阪労連が闘争本部を結成

 大阪労連は9月11日、「国立病院職員の雇い止め阻止、大阪労連闘争本部」を結成しました。大阪には以前から「国立医療と職員の権利、雇用を守る共闘会議」(4者共闘)がありますが、全労連評議員会決定にもとづく「全労連闘争本部」設置をうけ、あらためて大阪労連・医労連・大阪国公・全医労が協議し、「国立病院職員の雇い止めを阻止する」1点で、闘争本部を設置しました。
 結成総会には50人を超える仲間が参加し、闘争本部長に就任した植田大阪労連事務局長が「NTT、国鉄、賃金職員の3大闘争」を強調し、「国立病院に続く国立大学や地方独立行政法人化まで視野に入れて、たたかいをすすめよう」と呼びかけました。中央からの「情勢と今後のとりくみ報告」を受けた後、全医労各支部から決意表明があり、ある賃金職員の仲間は、「私は過去にリストラを1回経験しています。その時は、ある日突然に言われ、まだ労働組合も知らず、あえなく職場をさりました。しかし、今度は違います。1人で泣き寝入りするのではなく、仲間とともに、『なんでやねん!』と言えます。勝手な上の人の考えで、辞めさせられることのないように、皆さんの力を借りて頑張っていきます。」と力強く決意をのべました。

 島根 国立医療と雇用を守る共闘会議を設立
 
 9月12日、しまね労連、島根県国公、山陰医労連、全医労島根地区は「国立医療と雇用を守る島根県共闘会議」を設立しました。設立総会には20人が参加し、大田市立病院労組(国立大田病院から移行)からも3名の仲間が参加しました。
 共闘会議議長には多賀しまね労連議長、事務局長には外谷山陰医労連書記長が就任しました。当面する行動では10月1日、キャラバン出発行動と結合して集会・デモ行進をおこない島根県知事・島根労働局に申入れをおこない、夕方には100名規模で「賃金職員の雇用確保で『安全・安心の医療』の実現を」をテーマに決起起集会を開くこととなりました。

★10.1全国一斉宣伝行動、全都道府県で準備すすむ
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以上

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