国公FAX速報 2003年8月6日《No.1433》
一次集約の250万円を送金
 全行管組合員・高山聖子さん支援募金

 高山聖子(たかやましょうこ)さんは、1999年3月北海道管区行政監察局旭川行政監察分室(当時)に採用され、会計担当の職員として職務に精励されていましたが、2000年1月、突然、心臓病(後に拡張型心筋症と診断)を発病し、同年11月から休職を余儀なくされました。地元の国立医大病院から、心臓病の権威である東京女子医大、さらには、国立循環器病センターへと転院し、2度の開胸手術を含め治療を重ねましたが、2002年11月に入ってから心不全が悪化し、医師からこれ以上の治療は困難で、心臓移植が必要と宣告されました。
 このため、ご両親は、心臓移植を決意されましたが、国内では何年たってもドナーが現れない可能性が高いこと、一方で心臓がもう何年も持たない状況にあることから、海外で移植手術を受けることを希望され、手術までには渡航のための費用を含め、一般家庭では到底用意することが不可能な1億円に近い費用が見込まれました。
 聖子さんは、7月に入ってから幾度となく容体が悪化し、一刻も早い手術が必要なことから、募金が目標金額に達するのを待たず、7月30日に成田空港からアメリカ、スタンフォード大学病院へ出発しました。
 現在時点での募金金額は、1億円を少し上回ったところですが、聖子さんの最新の容体を考慮した上での必要費用は、119,400,000円と確定し、治療が長期化するとさらに費用がかかることも予想されることから、関係者は、募金の目標金額を再設定し、奮闘しています。
 国公労連は、全行管本部の要請を受け、全行管北海道支部の組合員である高山さんと、同じ国公職場に働く仲間として、一刻も早い心臓移植の実現と、職場復帰をめざし、募金に協力することとし、6月から全国の職場でとりくんでいます。8月5日現在、国公労連に届いた募金額は約270万円で、このたび全行管本部とも相談の上、第1次集約として250万円を届けることとしました。送金先は、ご家族が渡米中であることなどを考慮し、「聖子さんを救う会」(代表、長尾秀喜さん、北海道名寄市、http://www.nayoro.com/shouko/
とし、本日付けで送金の手続きをしました。引き続き、全国の職場で募金のご協力をお願いします。

 国公労連による募金の呼びかけに先立って、北海道国公の呼びかけによる、道内の国公職場の募金活動では、511,000円が集約され、7月10日に全行管北海道地本を通じて届けられました。
以上

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