国公FAX速報 2003年3月26日《No.1389》

三千名の人文字“NO WAR”で
イラク戦争即時中止をアピール〈愛知国公〉


 3月23日、名古屋市の中心部である栄の久屋市民広場にて、「ぶっとばせ大不況、いのちとくらしを守るビッグフェスタ」が開かれました。フェスタは昨年までの春闘決起集会から形式を一新し家族づれでも参加できるような企画にしようと、愛労連などが呼びかけた実行委員会主催として開催されました。愛知国公も実行委員会の一員として企画段階から関わり準備を進めて来ました。
 フェスタの会場では、食べ物の模擬店、バザー、エアートランポリン、地震体験車、独楽回しの実演指導などが催され、ステージでは、イラク攻撃反対の寸劇、バンド演奏や合唱などが繰り広げられました。さらにイベントの一環として設置されたコーナーで愛知国公も労働相談や、法律相談と並んで行政相談を行いました。
 そしてフェスタのメインイベントとして、イラク戦争の即時中止を求めて、“NO WAR”の人文字を会場で作るとし、愛知国公は愛高教などと“R”の文字を担当することとなりました。人文字は11時から作り初め、会場付近でもチラシを配布して一般市民にも参加を呼びかけ11時30分の完成時には3000人が結集し、人文字を完成させました。愛知国公も200人以上が人文字に参加し、“R”の文字を完成させるだけでなく他の文字に応援に行くなど人文字の完成に大きく貢献しました。この模様は名古屋地元のテレビ局や中日新聞社がヘリコプターから撮影し、夕方のテレビニュースで大きく取り上げられるとともに、翌日の朝刊にも大きな写真つきで報じられました。
 参加者は人文字完成後は再び会場のイベントで楽しみ、12時20分からのピースパレードにも1000人以上が参加したほか、飛び入りでパレードに参加する若い人もあり、休日で賑わう繁華街に「イラク攻撃はただちにやめろ!」の声を響かせ、市民に大きくアピールしました。

 ○「イラク攻撃ただちに中止せよ!」と毎週水曜日独自の昼デモ実施

 また、愛知国公は、本日からイラク攻撃の即時中止を求めて、名古屋市中区地域の自治体や民間の労働組合と共同で毎週水曜日に昼休みデモ行進にとりくんでいます。当面、4月16日まで行う予定です。平和憲法を守る義務を持つ国公労働者として何ができるかを考え、そして誰でもできることとして、この昼休み行動を継続的にとりくみます。
(愛知県国公・空 直樹事務局長、宇野進二メール通信員発)

 ★中央段階で連日の行動〜ビラ受け取った女性が「私もデモに参加したい!」

 中央段階では、全労連などの提起する連日の行動に結集するとともに、国公労連・各単組本部は独自の「イラク戦争即時中止」を求める宣伝行動にとりくんでいます。21日は有楽町マリオン前、24日は新橋駅前で宣伝カーから訴え、ビラ配布と署名を実施。ビラを受け取った20代の女性が「私もデモに参加したいのですが、きょうはデモはないのですか?」と質問してくるなど、「無法な戦争を一刻も早くやめさせたい」という一般市民の願いが宣伝行動への反応にもあらわれています。      
     以上

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