国公FAX速報 2002年5月7日《No.1255》

九州縦断“ウルトラ”セブンピースキャラバン終結!
走行距離1500キロ、1000人の仲間結集し大成功


 ★地域に出て訴えれば共感ひろがる〈宮崎県国公〉
 九州ブロック連鎖キャラバン行動は、4月24日、鹿児島から引き継ぎ、宮崎で取り組まれました。宮崎県国公と九州ブロックの仲間は、都城市役所、宮崎県、宮崎大学、都城国立病院、国立療養所宮崎東病院に「公務員制度改悪反対、医療改悪阻止、国立大学・国立病院の独立法人化反対」の課題で要請を行いました。
 それぞれの要請行動の中では、国民の教育、命と健康を守る予算や制度が、採算ベースで削減されたり、改悪されることを許さないとする私たちの主張には一定の理解をいただき、小泉構造改革の痛みが地方まで来ていることが明らかになりました。
 昼は、地区国公主催で都城市の神柱公園で集会を開催し、夕方は、宮崎市内の繁華街で街頭宣伝を行い、ハンドマイクでの訴え、ビラ配りや医療改悪反対署名に取り組みました。
 キャラバン行動に取り組んで、私たちの訴えに対しては、どこでも共感があり、大いに地域に出ること、私たちの出番であることを実感しました。
(宮崎県国公議長・工藤哲三メール通信員発)

 ★キャラバンの成果を夏季闘争につなげよう〈大分県国公〉
 4月25日、大分県国公は、九州ブロック連鎖キャラバン行動に取り組みました。午前中は、県国公独自に、国立西別府病院など別府市内の当局へ要請行動を行いました。  その後、大分大学で九州ブロックキャラバン隊と合流し、大分大学当局に大学の独法化に反対するよう要請しました。
 午後からは、国公労連・岸田書記次長を迎え、大分市内の当局に要請。旧建設省・労働局・裁判所・法務局・気象台・陸運局・海運局などの当局に対して、岸田書記次長は「公務員制度については政府の行革推進事務局が一方的にすすめている。各省当局や労働組合と十分な協議を尽くすべきだ。立場は違うがこの点で意見を述べて欲しい。職場の様々な問題も労使間での十分な協議を尽くすことが大事だ」と要請し、仙道事務局長はキャラバンの趣旨を説明しました。
 要請後、大分駅前でキャラバンの集結集会を開催しました。岸田書記次長は、医療改悪法案や有事法制をめぐる国会情勢、人事院勧告に向けての賃金改善と公務員制度改悪反対のたたかいについての情勢報告を行いました。最後に、仙道事務局長が、「7日間にわたった九州ブロック連鎖キャラバン行動は、宣伝カーの走行距離約1500キロ、のべ約1000名の仲間が結集し、短期間の準備にもかかわらず大成功で終えることができた。このキャラバンの成果を、春闘から夏季闘争にしっかりとつなぎ、一丸となってたたかおう」とまとめのあいさつを行いました。
(国公九州ブロック事務局長・仙道久嗣メール通信員発)

 ★早くも咲いた桜!花吹雪の中、北海道メーデーひらく〈北海道国公〉
 5月1日第73回メーデーで、北海道国公の仲間は、早くも咲いた桜の花びら舞う札幌市中島公園で開催された道労連・道春闘共闘委員会主催のメーデーに参加しました。
 今年は北海道公務共闘で準備した公務員制度改悪反対のゼッケンを身にまとい、国公労連作成のキャラバン横断幕なども活用するなど、大きくアピールしました。いつになく暖かな風が吹き抜け、祝いの花吹雪舞うなか、北海道でたたかい抜くことを誓い合ったメーデー集会は、5千人の仲間が真昼のススキノを経由して大通公園までシュプレヒコールを唱和しながらデモ行進し、大成功のうちに幕を閉じました。
 事前の4月23日には北海道国公の仲間が札幌第1・2合庁前でメーデー宣伝ビラ配布行動も展開しています。また、札幌以外でも小樽地区など各地区でメーデーが開催され、多くの地区国公の仲間が奮闘しました。
(北海道国公事務局長・池上孝義メール通信員発)

 ★県国公オリジナル寸劇「ストップ!有事法制」に熱い拍手〈宮城メーデー〉
 2002年メーデーは、仙台でも、2200人の労働者の参加で大きく盛り上がりました。宮城県国公の仲間は、寸劇や女性協のコーヒー販売など積極的な参加でメーデーを大いに盛り上げました。
 県国公寸劇の題材は、いま緊急課題となっている「ストップ!有事法制」。国公労働者がどのような形で戦争に協力させられるのか、それを拒否すればどうなるのか、そして国公労働者は何をすべきなのかを国公労働者自ら、そして国公以外の労働者にもわかりやすく理解してもらうことがねらいです。国公以外の集会参加者から熱い拍手を受けるなど、反応は上々で、メーデーに参加した多くの労働者が、有事法制に反対し、日本国憲法の精神を守って、次の世代に引き継ごうと気持ちが一つになったと感じました。
(宮城県国公副議長・岩崎仁次メール通信員発)
 

以上

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