国公FAX速報 2002年4月18日《No.1248》

4・12国民総行動へ
2237人が「休暇宣伝」で結集
             〈全建労〉

 全建労は、「医療改悪反対、雇用・くらし・いのちを守る4・12国民総行動」に、全国189支部のべ2237人(実数で2191人、結集率26.5%)の仲間が、「休暇宣伝行動」で結集しました。(休暇なしでの参加は、のべ1207人、実数で627人)
 今回の最低1時間の休暇を取っての宣伝行動は、4月という人事異動直後であり、少なくない職場で支部体制の再確立が必要である上に、旧年度決算業務と新年度業務が錯綜する繁忙期でもあることから、全員結集の上で相当の困難がありました。全建労本部と各級機関は、その困難を克服するために、3月から職場討議・学習を最重視して、「4・12国民総行動」の意義と目的を全国で意思統一を図ってきました。
 全建労本部は、4月1日以降ただちに支部体制の確立を指示するとともに職場討議資料と機関紙「全建労」4・12特集号を作成し、すべての職場で学習討議を呼びかけました。そして、各地本・支部・分会の休暇宣伝行動の具体化・準備状況と参加確認数をつぶさにFAXのニュースで知らせながら、取り組みの徹底をはかりました。

 ★各地で市民から「医療改悪反対、がんばって」の声

 それに呼応して各地本では、独自の4・12総行動ニュースを発行したり、新採拡大のオルグとは別に4・12のためのオルグを実施するなど、積極的な取り組みが行われました。
 そして、東北地本の浅瀬石支部、北陸地本の公園支部と大町支部、九州地本の松原支部と耶馬渓支部の5支部は、全組合員が「休暇宣伝行動」に参加し、また、北陸の神通川支部で4月に採用され加入した新規採用者が行動に参加したのをはじめ、全国でも4月に新たに加入した組合員も数多く参加しました。
 各地の宣伝行動で、「医療改悪反対、がんばって」と市民の方から声をかけられたとの報告が何件も寄せられています。近畿地本の大和支部のJR駅前宣伝行動では、駅長さんから「ご苦労さん」とコーヒーの差し入れがありました。
 こうして全建労本部と各級機関が一体となった取り組みをすすめ、2千人を超える仲間が大きく結集する「休暇宣伝行動」を実施することができました。
 本部鈴木書記長は、「全国の組合員に精一杯奮闘していただいた。国民的課題でこういう取り組みを行うのは初めての経験であり、結果としては結集率が30%に届かず残念だった。しかし、国民的課題でこういう取り組みを行うのは労働組合の社会的責任として大きな意義があったし、全建労としても今回の取り組みで多くの教訓を得た。今後もこうした運動は強化したい」と語っています。                               (全建労本部発)

 ★「休暇宣伝行動」で146人、全体306人結集
              〈愛知県国公〉


 4月9日から11日の3日間、愛知県国公独自の「休暇宣伝行動」として、名古屋市の中心である栄交差点付近で宣伝カーを繰り出し16時から18時まで宣伝行動を実施しました。12日は愛労連・愛知社保協主催の栄でのロングラン宣伝に結集し、全体の参加者152人のうち県国公から45人が参加し行動の中心となりました。
 また、全労連・全国一般の時限ストライキや職場決起集会、通信労組のストライキ支援行動では、公務関係の労組の中で県国公が唯一積極的に取り組み、民間の仲間や愛労連からたいへん歓迎されました。そして、県内のいくつかの地域労連による宣伝行動などにも、該当する地区国公の仲間が多数参加しました。
 この4日間の行動には、県国公から306人の仲間が参加し、うち146人の仲間が休暇を取得して結集しました。                  (愛知県国公・空直樹事務局長発)

 ★172人の仲間結集/小泉改革への国民の怒り
肌で感じる〈愛媛県国公〉


 4・12国民総行動に、愛媛県国公は、県労連主催の「早朝宣伝行動」、「医療改悪反対、NTTリストラ反対、座り込み行動」、「4.12国民総行動決起集会、夕暮れデモ」に結集するとともに、県国公独自の「署名・宣伝行動」に取り組むなど終日奮闘しました。
 県国公独自の「署名・宣伝行動」では10日から12日の3日間で、合計8時間取り組み、ビラ配布枚数は約2000枚、医療改悪反対署名は932筆集約しました。参加者は4・12総行動も含め、172人でした。
 署名・宣伝行動を通じて、小泉内閣への国民の怒りを肌で実感し、医療改悪についても改悪の内容を国民に訴えて行けば、必ず阻止できると確信することができました。引き続き、地域における国公としての役割を発揮し奮闘します。 (愛媛県国公事務局長・山内哲秀メール通信員発)

 ★4・12国民総行動に200人参加〈沖縄県国公〉

 沖縄県国公は、4・12国民総行動および休暇宣伝行動として、県労連主催の集会、街頭宣伝、行政相談に総勢200人以上の仲間が結集しました。街頭宣伝では、国公労連作成の風船が子どもたちに大人気で、ビラも順調に配布できました。県民集会では、医療改悪反対、有事法制反対の声を盛り上げ阻止しようと意思統一し、国際通りをデモ行進しました。
(沖縄県国公事務局長・大城広志メール通信員発)

以上

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