国公労連2001春闘 第3波全国統一行動
--NTTの横暴告発・通信労組激励3・15行動を展開

(「国公FAX速報」2001年3月15日付)
新世紀初の2001年春闘は大詰めを迎えようとしていますが、経済の深刻な行き詰まりのもとで政府・財界は、徹底したリストラ「合理化」とベアゼロ攻撃を強めています。
 NTTグループは、昨年3月の連結決算で内部留保を8兆3000億円もため込む「優良企業」でありながら、「中期事業計画」と称して昨年から3年間で東西会社の労働者29,500人以上の削減、全国の営業窓口・販売拠点1,158カ所を200カ所に、故障受付の57カ所を15カ所に減らすなど、国民・利用者への直接サービスを切り捨てようとしています。
 「連合」NTT労組は、昨春闘での「ベアゼロ、夏期手当0.3カ月・業績手当0.42カ月削減」妥結に続き、今年もベア要求を放棄、成果主義賃金導入の提案を行うなど、労働者の要求に背を向けているのに対し、全労連に結集する通信労組は国民・利用者に対する情報通信サービスを守るとともに、NTTグループ各社に働くすべての労働者の雇用と労働条件を守る立場から、3月15日に2時間のストライキで決起するなど、全国で果敢にたたかっています。
日本一の大企業・NTTのリストラ「合理化」は、その規模・内容とも社会的にきわめて大きな影響を及ぼすことはもとより、公益企業であることから公務職場・国公労働者に対してもストレートに影響が及ぶことは明らかです。
 こうしたことから、国公労連は2001年春闘第3波全国統一行動の具体化として、重点課題である大企業の横暴規制のとりくみの「環」と位置づけ、独自に作成した約15万枚のビラを配布するなど、「NTTの横暴告発・通信労組激励3・15行動」を全国約100カ所のNTT支店前等で展開しました。

東京では180人が7カ所で、熱烈なエール交換も

東京では、国公労連・各単組・東京国公が一体となって、「NTT千代田支社」と地下鉄「竹橋駅」周辺、「NTT日比谷ビル」と地下鉄「内幸町」周辺、「NTT大久保ビル」とJR「新大久保駅」周辺、「NTT東渋谷ビル」とその周辺、「NTT江東ビル」と地下鉄「東陽町駅」周辺、「NTT目黒ビル」とその周辺、「NTT立川・錦町ビル」とその周辺の7カ所で実施されました。
 早朝8時前から、宣伝カー4台をくり出して、約180人が参加して行われた宣伝では、ビラ約2万枚を通行する市民や出勤するNTT労働者に配布しながら、リストラ「合理化」やめろ!大幅賃上げの実現などを訴えました。
 ストライキに突入した通信労組の突入集会では、支援にかけつけた国民春闘共闘・全労連や各地域労連の代表とともに、国公労連・堀口委員長、西田副委員長、小田川書記長、黒田書記次長らがそれぞれの拠点支部で熱烈な連帯あいさつを行い、ともにたたかうエールを交換しました。
渋谷では、「一体何をしているのか?」と近寄ってきたサラリーマンが、「ストライキくらいやらなきゃね」と一声、ビラを受け取り足早に隣のビルに駆け込んで行きました。大久保でも、一旦通り過ぎたトラックが引き返してきて、窓から運転手が「ビラをくれ」という場面も。
 しかし一方、日比谷ではNTT社員がずっと「監視」しながら、「なぜここでビラをまくのか」と「抗議」したり、終了後に国公労連本部に電話やメールで相変わらずの公務員批判が寄せられたりもしています。反応があるということは、宣伝行動の意義を証明しているといえますが、まだまだとりくみは不十分であり、世論を変えるねばり強い運動の継続が求められています。

通信労組の岩崎委員長からメッセージ
 行動終了後、通信労組の岩崎委員長から「今日はたいへんありがとうございました。各支部からFAXで報告があがってきてますが、全国の仲間がたいへん励まされています。これからもともにたたかいましょう」とのメッセージが寄せられています。 

なお、初めてストライキの実態にふれた国公労連の山川中執・青年協議長は、「これが労働組合、感動した」と語っています。

ビラが好評、継続して連帯していきましょう(兵庫)

【兵庫県国公・山本事務局長発】兵庫県では、通信労組と共同して、3/7に姫路市で、3/13に尼崎市で、3/15には神戸市2カ所で宣伝を行いました。
 国公労連が作成したビラは、通信労組の皆さんも国公職場の中でも大変好評でした。国公の要求など一切書かず、NTTの「悪口」ばかり書かれているからです。押しかけの運動ではなく、真に連帯し、企業の社会的な責任を世論から迫っていこうという気持ちが伝わってきたビラでした。
 NTTのビル前でかなり過激な訴えをしましたので、通信労組の組合員の勤務評定が最悪になるのではないかと心配してしまいます。ストライキ突入集会で挨拶しましたら、中年のおじさんばっかり。30代はわたしだけだったのには驚きました。しかし、まあ良いとりくみだったと思います。
 通信労組の多くのおじさんから「ありがとう」と言われました。今日でおしまいにするのではなく、継続して連帯していきましょうと通信労組の皆さんと話し合っています。

以 上


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