《2000年夏季闘争 怒りの総務庁前行動 第4日》  
女性も安心して働ける職場にしよう
--国公女性協が集中行動日にのべ80人(「国公FAX速報」2000年7月17日付)
 本日、先週にひきつづき、総務庁前怒りの要求行動(4日目)が展開されました。この日は、国公労連女性協の「集中行動日」と位置づけられ、各単組の女性組合員が午前・昼休みの行動に約80人が参加しました。明日にも閣議決定されようとする状況をうけて、これまでの最高となるのべ250人による行動となりました。連日の行動で、毎日200名以上が参加し、この日までで参加者はのべ1000名にのぼりました。

 11時30分からはじまった午前の行動の冒頭、西田副委員長が主催者あいさつを行い、14日に総務庁交渉を実施したことを報告するとともに、「定員問題は、いよいよ山場にさしかかっている。マスコミ報道などあるが、一喜一憂せず、最後まで奮闘しよう」と訴えました。
 つづいて、各単組女性の代表が決意表明を行い、全運輸・林さんは「羽田で管制官をしているが、女性が職場に採用されてから20年、今では女性抜きで仕事は成り立たない。全国異動もあって女性が働き続けることは大変だが、男も女ももっと余裕を持った人員配置が必要。25%、10%の定員削減では、空の安全を守っていけない」と強調し、全労働・渡辺さんは「深刻な労働情勢の中で、相談業務などに追われている。正職員と同数の非常勤職員が配置されているが、それでも相談窓口ではトイレにも行けない。妊娠障害も多く発生している。安心して働ける職場をつくっていきましょう」と、深刻な職場実態を報告し、たたかう決意を力強く述べました。この後、シュプレヒコールを行い、午前の行動を終えました。

 昼休みの行動では、続々と女性が参加し、国公女性協の旗も宣伝カーの上にひるがえって、全体の3分の1近くを女性が占めました。主催者を代表して、安部副委員長は「定員外職員が23万人、残業と超過密労働の実態を総務庁はどう考えているのか」と迫り、「政府・総務庁の責任ある対応を徹底的に追及しよう。同時に実態を国民に広く訴えていこう」とあいさつしました。
 連日のように来賓として来ていただいている日本共産党から、この日は、松本善明衆議院議員が激励に駆けつけ、「公務員の人員削減がどんなに不合理なものか明らか。サミット参加国でも日本の公務員が最も少ない。税金の使い道からいえば、無駄な公共事業を見直すのが先で、公務員削減は到底認められない」と述べ、国会状況について「特別国会はわずか3日間だったが、臨時国会の開会を、共産党も含む野党の力で28日からの開催とさせた。また、そごう救済の問題も『見直し』せざるを得なくなってきている。国民世論の力で政治を動かしている」と報告し、「行政が国民のためのものとなるよう努力していこう」と、共に全力で奮闘する決意を表明しました。
 激励・連帯のあいさつは、福祉保育労・茂木副委員長、自治労連・若井副委員長からいただき、「福祉に営利企業が参入し、国の責任が放棄されている。国民負担を強いる政治と公務員削減は、根っこは同じ。ともにガンバロウ」(茂木副委員長)、「自治体職場でも、保育や学校給食、清掃部門、病院などで人員削減や民間委託がすすんでいる。定員削減反対のたたかいは、国民的大義をもったたたかいだ」と、それぞれ激励をうけました。
 つづいて、福田書記長が闘争報告を行い、「14日の総務庁の行政管理局長交渉で、局長は『定員削減は行革基本法で決められている。省庁再編までに計画策定をしなければならない』と押し付けようとしている。われわれは、(1)30年間、9次にわたって5万3000人が削減。『乾いた雑巾をさらに絞る』状況となっている、(2)これによって、過労死や過労自殺、健康破壊がすすんでいる、(3)同時に、行政サービスに大きく影響し、年々行政サービス後退しているのが現状だと指摘した。これ以上の定員削減は断固反対だし、とんでもない無責任なやり方だと言わざるを得ない。不要不急な部門を見直して、必要なところに人員配置するのが当然」と述べ、最後まで奮闘することを呼びかけました。
 午前につづいて、昼休みの行動でも女性が決意表明に立ち、全通産・半戸さんは「特許庁の工業所有権総合情報館が独法となる。『行政サービスの低下になる』が圧倒的な職場の声。政府のやり方に怒りをおぼえる」と告発しました。また、全厚生・八木さんは「職場では、異常妊娠が53%、切迫流産が2割、妊娠中毒症も12%、いのちを削って働いている。これ以上の削減は許せない」と深刻な状況を報告しました。
 シュプレヒコールにつづいて、この日は全港建東京空港支部・全労働大阪基準支部・全建労筑波地本のメッセージが紹介されました。

 締めくくりの行動では、萱森組織部長が今後の行動提起を行い、(1)明日の総務庁前行動は、閣議決定に対する昼休みの抗議行動に切り替える。これまでに倍する参加を要請する。午後は引き続いて青年の行動が予定されるので、引き続く参加を、(2)閣議決定に対して、全国の職場・地方から、政府・総務庁に対する抗議電を1週間以内に集中しよう。(3)各省庁の予算要求にむけてののたたかいを強化しよう。また、人勧期の重要な時期迎えることから、賃金切り下げ許さないたたかいを中央・地方で展開しようと訴えました。
 また、大きな拍手で迎えられた国公労連女性協・武城事務局長は、「人員削減は、女性だって絶対許せない。女性が働き続けられる職場をめざそう」と呼びかけました。このあと、黒田行革対策部長を先頭にした各単組の代表による総務庁への要請団を拍手で送り出し、全員の力強いシュプレヒコールで要請団を激励するとともに、安部副委員長団結ガンバロウで、この日の行動を終了しました。

以 上


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