人事院に怒りのシャウト!「昇給制度改悪やめよ」「生活改善できる賃上げ勧告を」--7・22中央行動に2500人
【「国公労新聞」第995号98年8月1・11日合併号より】

 ▼夏季闘争の重要局面をむかえ、国公労連は、7月22日に、公務労組連絡会に結集して中央行動を展開。そして、28日には、全国で早朝時間外職場集会にとりくみ、人事院勧告期要求の実現にむけて奮闘しました。

 ★「職場の声が聞けない人事院はいらない」--東海ブロック国公

 【東海ブロック国公発】東海ブロック国公は、98人勧期要求実現、昇給制度改悪阻止、人事院中部事務局の交渉制限・拒否撤廃をめざし、7月23日に公務産別で人事院中部事務局前すわり込み行動を300名の仲間の参加でおこないました。 また、愛知公務共闘との共同行動で愛知県下34カ所のターミナル宣伝行動(ビラ4万5千枚を配布)や三の丸官庁街での5日間にわたる早朝宣伝行動などをかつてない参加者でおこない、連日5千枚のビラを配布、人勧当日の退庁時抗議宣伝行動も予定しています。
 そして、重大な課題である昇給制度問題では、中部事務局の不当な交渉制限のもとで、6月18日と7月24日の二度にわたり交渉を実施。藤原局長は「本院が総合的な判断で提案したもの。賃金カットではない」などと回答し、最後は「時間です」と一方的に退席するという非常識な対応に、「職場の声が聞けない人事院はいらない」との怒りの声が渦巻きました。

 ★「許さへん!昇給制度改悪」--近畿ブロック国公

 【近畿ブロック国公発】近畿ブロック国公は、7月1日と24日、98夏季要求実現、昇給制度改悪撤回を求めて、人事院近畿事務局交渉を実施。これに連動して、大阪第1合庁東側広場にて大阪公務共闘との共催で決起集会を300人以上の参加で開き、その後、人事院前までデモ行進をし、昼休みの官庁街に怒りのシュプレヒコールがこだましました。


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