ストップ!年金大改悪
国公労連★年金闘争本部ニュース 2004年5月26日《No.12》


 年金法案の廃案に向け総決起を
  6.2全国統一行動に結集しよう

 年金法案をめぐる情勢が緊迫しています。野党3党は、5月26日に国対委員長会談を開催し、年金法案を断固廃案に追い込む立場で一致し、そのために野党間での緊密な連携をはかることを確認しました。民主党は「3党合意」について、約束はあるがその後起こった事態は信頼関係を損ねている。信頼関係を損ねている中で(3党合意は)事実上機能しない。基本方針は年金法案の断固廃案だ、と説明しました。野党3党は一致点に基づく信頼関係に立った野党共同を進めていくことを確認しました。
 また、連合は年金法案を廃案にする方針を確認し、5月31日には院内決起集会を開催します。
 全労連・中央社保協は、昨日年金者組合を中心に2300人が参加した国会座り込み行動に続いて、本日も国会座り込み行動を行いました。全労連は、6月2日を「全国統一行動日」に設定し、全国各地で年金法案の廃案をめざす取り組みを展開します。全組織は「6・2全国統一行動」に決起しよう。
 参議院の審議で「保険料は上限固定」「給付水準は50%確保」という法案の2つの柱が偽りであったことが明らかになりました。そういう中で世論調査でも圧倒的多数の国民は、年金法案について「一から出直せ」の姿勢を示しています。全国各地から、年金改悪反対署名(6月2日集約)をさらに積み上げるなど国会に国民の怒りを集中し、政府・与党を世論で追いつめるとりくみを強化しましょう。

 ★年金法案の廃案を求める抗議打電を

 全国各地から、与党に対して年金法案の廃案を求める抗議を集中しましょう。

▼抗議打電先等
◇内閣総理大臣 小泉純一郎 首相官邸
〒100-0014 千代田区永田町2−3−1
*ホームページからも抗議
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
◇厚生労働大臣 坂口 力 厚生労働省
〒100-8916 千代田区霞が関1−2−2
 【電文例】
「年金改悪法案は廃案にして出直せ」


以上


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