国公FAX速報 2005年3月15日《No.1611》

「市場化テストと給与構造見直しに反対する
意見書の採択を求める地方議会陳情」
 国公本部も地方議会で趣旨説明!


 3月地方議会での「市場化テストと給与構造見直しに反対する意見書の採択を求める地方議会陳情」では、国公労連本部も東京及び近県の地方議会に対して、陳情の趣旨説明の場を要請し、幾つかの議会で説明する機会が与えられてきています。
 3月7日(月)には、木更津市議会・総務委員会で、8日(火)には、武蔵野市議会・総務委員会で陳情趣旨説明を行い、「公務・公共サービスは、公共の福祉の実現、国民の権利保障が目的であり、全体の奉仕者である公務員がその職務を担当している。利潤追求が主目的の民間企業が行うことになれば、公務・公共サービスの目的自体がねじ曲がりかねない」、「市場化テストは、数年に一度の単位で競争入札を繰り返し、実施主体が替わるとされており、公務に求められる継続・安定性、専門性は担保されず、サービスの低下を招く。国民に対する行政責任の放棄といわざるを得ない」、「行政機関が保有する個人情報は、公権力の行使のために法令に基づき強制力を持たせて集めており、公務員には退職後も守秘義務が課されている。情報が、多くの民間企業の目に晒されることは大きな問題だ」、などの点を強調し、採択をお願いしました。
 国公労連の陳情による意見書の「採択」のトップは、2月24日の秋田県鷹巣町議会ですが、この間の陳情採択議会は以下のとおり21議会となっています。地方議会での意見書採択も力に、宣伝行動など国民の中に打って出るとりくみを強めましょう。

【陳情・意見書採択議会】 ()は趣旨採択
秋田県:鷹巣町、合川町、中仙町、稲川町、阿仁町、皆瀬村、(鳥海町、太田町、若美町)
新潟県:津川町
長野県:(長谷村)
岡山県:棚原町、旭町、大原町、(御津町)
広島県:安浦町
鳥取県:(中山町、船岡町、名和町、八東町)
福岡県:大和町

 ★各県国公は、議会での意見書採択の情報を入手した場合は至急国公労連に連絡するようお願いします。
以上