改憲阻止、憲法を生かしてもう「ひとつの日本」を
−決めるのは私たち

全労連・憲法改悪阻止学習活動強化のための学習会
2004年11月11日
弁護士 坂 本  修

<はじめに>真実をつかみ、真実を訴える一どう訴えるのか?
○憲法の生命が問わ駈るかってない重大な情勢に直面している
 ・自民党は、07年、国民投票の「政治日程」を公言(03年12月29日、『朝日』保岡興治憲法調査会会長インタビュー)
 ・「改憲」を競う公明、民主の危険な動き
 ・財界、3団体の揃い踏み(改憲プロジェクト設立)
 ・マスメディアの多様な改憲キャンペーン(改憲反対運動の黙殺をふくめて)
 ・パウエル、アーミテージなどの「内政干渉」改憲要望とブッシュ再選
○衆・参両選挙で改憲推進・容認議席の絶対多数に−共・社議席の大幅減による危険のつよまり
○だが、「政治日程」は確定していない、、国民投票法案上程も未確定(簡単に確定はできない)
 ・それぞれの党の内部矛盾と各党間の矛盾
 ・なによりも、その根底にある国民世論(9条改憲反対6割)
○「後の先」をつかみとろう−「3党」の密室・なれあい会議を許さない世論を
○そのためには広く国民に真実を伝え、みんなの要求にすることが決定的
 ・真実を語ろう
○真実は勝利する
 ・どう語るのか?

<パート1> 憲法ををつかみ直し、その輝く価但を語ろう。
<パート2> なんのための改憲か?日はどうなる?−改憲は未来を閉ざす
<パート3> 勝利の条件は広がっているがっている−条件を生かす力が生まれている
<パート4> 未を展望し、−「もうひとつの日本」は可能なことを訴えよう

<むすび―決めるのは私たち>
○改憲阻止は歴史的で決定的なたたかいの課題−日本の戦後史をかけ、未来をかけてのたたかい
 ・その勝敗は21世紀の日本の行方を決める
 ・このたたかいに参加する人をふやし、活力ある運動で勝利することで未来を切り開く多数派国民を形成し、「組織」と運動を活性化しよう

1 世界とアジアの流れに確信をもって
 ・EUの平和模索の動き
 ・ラテンアメリカでの平和と民主主義、アンチグローバリゼーションの動き
 ・ムンバイの12万大集会 ・世界は大きく構造的に動いている、
 ・韓国選挙での情勢  ・「2つのマドリード」を思う
 ・インド総選挙での情勢
○アジアでの平和構築への大きな動ぎ

2 「主戦場を日本」に
○「主戦場は日本」そして、私たちの地域と職場
○歴史の主人公は私たち1人ひとりの人間

3 きめるのは私たち
○人間の力は大きい−決めるのは私たち
 ・45年間、労働者、国民の活動で知った「人間の力」に励まされて
 ・自由法曹団総会での韓国民弁弁護士の言葉−「東北アジアの未来は民衆が決める」「決めるのは私たちだ」に励まされて.
○誰にでも出来ることがたくさんある
 ・語り合い、知識と力を出し合ってみよう
 ・できることをやり尽くそう
 ・一滴の水が大河の流れをつくる。小さな歯車がやがて大きな歯車を回す
○みなさんへの期待をこめ、ともにたたかうことを誓って−必ず勝利を!

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