2001年11月19日《No.55》
全国各地で行政相談ひらく

★国民に喜ばれる行政への願い込め取組み
過去最高の相談件数〈石川県国公〉


 石川県国公は、11月18日、行政相談を実施しました。
 「ラジオで聞いて、これやと思って来たんですわ。これですっきりしました。ありがとう」と、行政相談に来られた女性の方。相談を受けた社会保険事務所のお兄さんもニッコリ。「国民に喜ばれる仕事がしたい」、この気持ちで、今年は春につづいて秋の行政相談に取り組みました。
 相談件数は過去最高の30件。いちばん多かったのが、会場の「立て看板を見て」立ち寄った方、その次は「店の入口でまいたチラシを見て」の方でした。チラシはスーパー入口で1600枚配布しました。このほか、ラジオ、新聞を見て来られた方もいました。
 相談の内容は、年金相談11件、税金11件、登記・相続3件、法律3件、労働1件、その他1件でした。労働相談は少なかったものの、リストラがらみの年金相談や健康保険に関する相談などが多かったのも特徴的で、政府のリストラ応援政治=国民に痛みを押しつける「構造改革」に怒りがわきおこりました。
 引きも切らずに相談の方が来られて、「すみません、年金はいま混んでおりまして、もうひとまわりしてきてください」と辛いお断りをするときも。「人を増やせ」の私たちの要求の大切さを身にしみて痛感させられました。
 そして、相談に訪れた方には、政府がねらう国民に背を向ける公務員づくりの危険性と、私たちの求める国民本位の公務員制度確立の必要性を訴えました。
(石川県国公事務局次長・世戸玉枝メール通信員発)

★9年ぶりに開催し県民に喜ばれる〈沖縄県国公〉

 沖縄県国公は、11月17日、那覇市のパレットくもじ2階Pデッキにおいて、全法務、税理士の仲間の協力も得て「くらしに役立つ行政相談」行動を実施しました。
 天気にも恵まれた相談行動では、「訴訟・裁判」「税金」「登記・人権」「道路行政」「労働」「電波・通信」に関する相談窓口を設け、各単組の職場で働く司法・行政のスペシャリストが相談にあたりました。また、全法務九州及び公務の職場を退職された税理士の仲間のみなさんにも相談員として奮闘していただきました。
 今回、県国公で行政相談を開催するのは9年ぶり3回目で、当初県民へのアピール不足が心配されましたが、集中した街頭宣伝や、ビラ配布行動、新聞への投稿などにより、当日は登記などの相談を中心に7件の相談者が訪れ、親身になった相談が行われました。なかには新聞の投稿記事を見て訪れた相談者もあり、数こそ少なかったものの相談に訪れた方からはたいへん喜ばれる取り組みとなりました。
 今後も県民に行政・司法機関を身近に感じてもらえるよう、継続した活動の必要性を感じました。
 あわせて当日は、公務員制度「改革」に対する街頭ビラ配布行動も配置し、街ゆく多くの県民に小泉政権がねらう「改革」の問題点を訴えました。(沖縄県国公・鉢嶺景一郎情宣担当発)


 ★11・30中央行動を大きく成功させることが重要になっています。
 各ブロック・県国公、各単組、各職場の11・30中央行動へ向けた
 積極的な取り組みを「闘争NEWS」にお寄せください。

以  上


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